マイクロバブル風呂の試運転

様々な生理活性が報告されているマイクロバブル。

そのマイクロバブル発生装置を自宅の浴槽に設置してみました。

マイクロバブル技術の生みの親は、大成博文(おおなり・ひろふみ)氏(徳山高専名誉教授)。

お風呂用のマイクロバブル発生装置を開発・販売している会社はいくつかありますが、今回試験用に選んだのは、やはり、マイクロバブルの基本技術を確立された大成先生の発明を商品化しているナノプラネット(NANOPLANET)の製品。

●光マイクロバブルB2 (循環型)
http://www.nanoplanet.jp/productsb.html

●光マイクロバブルH1(シャワーヘッド)
http://www.nanoplanet.jp/productsh1.html


今回の人体実験では、マイクロバブル技術を世界で初めて確立された大成先生に敬意を表して上記の製品を設置することにいたしました。



大成博文(徳山高専名誉教授)

マイクロバブル技術の創始者で,1995年にマイクロバブル発生装置を公表し,その普及に努めてきた水産分野では,広島カキ養殖,北海道ホタテ養殖,三重 真珠養殖の改善に取り組み,30年ぶりに広島若ガキの復活や真ガキの夏出荷にも貢献した.北海道,三重においてもホタテや真珠の生産額の増加に寄与した。

最近では,東日本大震災支援プログラムにおいて大船渡湾におけるカキ養殖の大幅短縮とバージンオイスター(無放卵カキ)を誕生させた.温泉においては,山口県俵山温泉,長野県昼神温泉富士吉田市バナジウム温泉などにおいて温泉振興に寄与した。

また,洗浄,排水処理,食品,各種製造業などにおいて,マイクロバブル技術の普及に貢献した.さらに,植物工場における野菜栽培や果樹栽培にマイクロバブル 技術が有効であることを示した.そのほか,医療・健康,食糧・バイオ,環境・エネルギーなど広範囲の分野におけるマイクロバブル技術の導入と発展に寄与した。

第1〜3回マイクロ・ナノバブル技術シンポジウム実行委員会委員長,日本高専学会ブレイクスルー技術研究所長,徳山工業高等専門学校名誉教授,大分工業高等専門学校環境科学技術センター客員研究員,同センターマイクロバブル研究会会員,?ナノプラネット研究所・研究開発本部長, 国東下村塾主宰ほか。

とりあえず、浴槽循環型の「光マイクロバブルB2」をトリセツを見ながら設置して、試運転。

白いボックス(ポンプ)は浴室の外に設置。
ホースの長さは250センチにしてもらいました。


ストレーナと逆止弁が先端に接続された吸水ホースと、マイクロバブル発生装置が装着された吐出ホースを湯船にドボンと入れるだけで準備完了。(その前に、吸水ホースの先端から(ストレーナを外して)ポンプ内部に水をしっかり注入しておく必要があります)

これが吸水部分のストレーナ。



これが大成先生の特許発明の心臓部。
マイクロバブル発生装置。



スイッチONでバブルが発生し始めます。しかし、マイクロバブル自体は肉眼ではよく見えないので、分からない。白濁するわけでもない。でも確実にマイクロバブルは発生して、お湯の中に拡がっていく。(トリセツによると、浴室の電気を消して、懐中電灯で浴槽を照らすと見やすくなるらしい。今度やってみよう。)


運転中はそれなりに音が出ます。浴室外のポンプの音と、マイクロバブル発生装置から出る空気をせん断するときの音。いかにもマイクロバブルが発生しているなぁー、といった音なので我慢できる範囲です。


お湯の温度は40度に設定。この温度で十分。39度でもいいかも。

入浴して最初の印象は、お湯が、とてもやわらかい感じがしたこと。

15分〜20分程度浸かって出た後、いつもより体がポカポカしているではないか。やはり、血行が良くなっているのだろうか。(血流が3倍〜4倍になるという話もある)


湯上りのビールは、予測通り、うまさが倍増って感じ。

これがあれば、わざわざ温泉に行く必要がなくなっちゃうな。


以上、本日は、浴槽循環型の「光マイクロバブルB2」の試運転報告でした。


これからしばらく、マイクロバブル人体実験が続きます。



【参照】
大成先生のブログが復活しています。

●マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」
http://hirofumi-ohnari.blog.jp/