小保方氏参加のもとでSTAP細胞の検証実験が始まるか


(報道陣の取材に応じる理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの竹市雅俊センター長=26日午後、神戸市)

小保方氏参加のもとでSTAP細胞の検証実験が始まるようです。


●STAP検証実験には監視カメラ 小保方氏参加にセンター長 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014062601001860.html
2014年6月26日 20時46分 東京新聞

 STAP論文問題で、小保方晴子氏が所属し、解体を提言された理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長は26日、共同通信などの取材に応じ、STAP細胞の有無を調べる検証実験に小保方氏が参加する条件として「監視カメラなど、不正行為が絶対できない環境を整えることが必要」と話した。
 STAP細胞の有無について竹市氏は「データの解析など間接的な証拠はSTAPという現象に否定的であると認識している」と指摘。その上で「決定打ではない。科学的な実験でSTAP現象の有無を決着すべきだ」と述べた。
(共同)

●STAP検証「小保方氏参加で決着する」 理研
2014/6/26 22:49
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG26063_W4A620C1CR8000/?dg=1

 STAP論文問題で小保方晴子氏が所属する理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長は26日、報道各社のインタビューで、STAP細胞の有無を調べる検証実験について「小保方氏がやることで最終的な決着がつくのではないか」と述べた。野依良治理事長も同様の考えを示しており、4月に理研が始めた検証実験に小保方氏が参加する見通しとなった。
 小保方氏はすでに検証実験に助言しているが、実験そのものには立ち会っていない。参加の条件として、竹市センター長は監視カメラで実験の様子を撮影し、細胞培養装置を鍵で管理するなど「不正行為ができない環境を整える必要がある」と指摘した。外部の研究者が実験に参加し、客観性を確保すべきだとの考えも示した。
 STAP細胞の有無については「(解析された遺伝子の情報など)間接的な証拠は否定的だと認識している」と語った。ただ「決定打ではなく、最終的には科学的な実験で決着をつけるべきだ」と強調した。
 自身の処遇について問われると、「当面は研究者たちの研究環境を確保することが重要」と答えた。センターに所属する研究者の雇用を維持し研究を継続させるために「責任を果たす」と語り、当面は辞任しない考えを示した。