北朝鮮のミサイル発射実験や水爆実験で大騒ぎになっていますが、そもそも北朝鮮はそのような極めて高度な科学技術を開発する能力は無いはず、と言っている人がいます。
ハイテク産業基盤をもたない貧乏国家・北朝鮮に弾道ミサイルを飛ばす技術は無い、と指摘しているのは、早稲田大学教授で技術経営学の専門家である山本尚利(やまもと・ひさとし)氏です。
山本氏は、東大工学部出身でIHI(石川島播磨重工業)を経たのちアメリカのシンクタンクで10年以上経験を積んだ技術経営の専門家。米国の技術戦略にも詳しい。
山本氏の指摘をまとめると:
●貧乏小国・北朝鮮が独自にミサイル誘導技術や燃料製造技術をもっているはずがない。
● 今回、北朝鮮が実験した弾道ミサイル技術はハイテクの塊ですが、この技術を実現するためには、北朝鮮自体に日米欧の技術先進国並みのハイテク産業基盤が必須。ところが、北朝鮮はハイテク産業国とは程遠い貧乏国家。
●ではいったい、このハイテク弾道ミサイル技術や核技術はどこから来たのか?
●米戦争屋ネオコンと一心同体のイスラエル・ネオコンが供与していると考えるのがもっとも自然。
●なぜなら、米戦争屋ネオコンの極東戦略上、「北朝鮮脅威」のでっち上げは必須だから。
我々は、でっち上げられた「北朝鮮脅威」で大騒ぎをさせられて、米国軍産複合体のために高価な武器やらミサイル防衛システムを買わされ続けているのかも知れませんねえ。
【参考】
●ハイテク産業基盤を持たない北朝鮮は誰かの支援なしに弾道ミサイル実験ができるはずがない:日本の軍国化を進めさせられている安倍氏は内心笑いが止まらない!
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35663018.html
●山本尚利氏のプロフィール
http://www.waseda.jp/wbs/about/faculty_profile/yamamoto_jp.pdf