必携ロシア語変化総まとめ(レシェカ/ベセリー著、千野栄一、金指久美子編訳)

ロシアの学習を始めてから約2か月経過しましたが、ますますロシア語の魅力にハマっています。

キリル文字とその発音にも少しずつ慣れてきましたが、品詞がやたらと変化するのがちょっと大変。名詞、形容詞、動詞、代名詞などなど、あらゆる品詞が性・数・人称・時制によって複雑に変化する。

この複雑怪奇なロシア語の語形変化を体系的にまとめて変化表にしたこの本は役に立ちそう。いつも携帯することにした。

この本、と言っても薄くてコンパクトな冊子のような本ですが、もともとチェコスロバキアのロシア語学者が初学者に解りやすいようにまとめたもの。

ところで、これを編訳した千野栄一氏はチェコ語とスラブ語学の大家。2002年没。


千野 栄一(ちの・えいいち、1932年2月7日 - 2002年3月19日)は、日本の言語学者東京外国語大学名誉教授、和光大学学長。言語学、およびチェコ語を中心としたスラブ語学が専門。

著書:
『ポケットのなかのチャペック』(晶文社, 1975年)
言語学の散歩』(大修館書店, 1975年)
言語学のたのしみ』(大修館書店, 1980年)
『外国語上達法』(岩波書店 <岩波新書> , 1986年)
『注文の多い言語学』(大修館書店, 1986年)
『エクスプレス チェコ語』(白水社, 1986年)
プラハの古本屋』(大修館書店, 1987年)
『世界ことばの旅―地球上80言語カタログ』(研究社, 1993年)
言語学への開かれた扉』(三省堂, 1994年)
『ビ−ルと古本のプラハ』(白水社, 1997年)
『ことばの樹海』(青土社, 1999年)
言語学フォーエバー』(大修館書店, 2002年)
言語学――私のラブストーリー』(三省堂, 2002年)

必携ロシア語変化総まとめ

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