ノーベル物理学賞に日本人3氏 青色LED関連



青色LED関連の発明で日本人3人がノーベル物理学賞を受賞したようです。

スレイブ中村と呼ばれていた中村修二さんも、勿論、受賞しました。中村さんのすごいところは、自らのアイデアを盛り込んだ実験装置を自分ですべて組み立てて製造実験を繰り返していた、ということ。身体知。これが、科学的発見の秘密を明かすマイケル・ポランニーの暗黙知理論からも重要なポイント。

赤崎先生(85歳)は、60年の間、地味だけど自分が大好きな研究を追及し続けた、と記者会見で話していた、その誠実で謙虚な面持ちにちょっと感動した。

おめでとうございます。


ノーベル物理学賞に日本人3氏 青色LED関連で新発見
2014/10/7 18:56

【パリ=竹内康雄】スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞名城大学の赤崎勇教授、名古屋大学の天野浩教授、米カリフォルニア大学の中村修二教授に贈ると発表した。授賞理由は「青色発光ダイオード(LED)の発明」。

 授賞式は12月10日にスウェーデンストックホルムで開く。賞金800万クローナ(約1億2000万円)は3氏で分ける。

 物理学賞の受賞は08年の米国籍をもつ南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏以来、6年ぶり8人目。日本の受賞者は米国籍の南部氏を含め、12年に生理学・医学賞を受賞した山中伸弥氏以来、2年ぶり20人目、自然科学分野では17人目となる。