集団自衛権反対より在日米軍撤退要求を優先すべき


集団自衛権反対も重要ですが生ぬるい。在日米軍が未だに日本にいること自体を最優先の問題にすべきじゃないのか。

オスプレイ反対運動のときにも感じましたが、「オスプレイ反対!」ではなく「米軍は日本から出ていけ!」と叫ぶべきでした。


そんなことを言うと、中国脅威論を振りかざして真っ赤になって怒られそうですが、彼らはアジア分断統治構造や米国戦争屋ネオコンの「陰謀」を理解しようとしない。


●集団自衛権反対より在日米軍撤退要求を優先すべき:“ニッポン”と叫ぶ若者はなぜ、日本の独立を求めないのか
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33821718.html
1.国民からの関心の薄い集団自衛権問題ばかり取り上げる安倍政権とマスコミ

 最近のマスコミはサッカーの話題と集団自衛権問題ばかり取り上げています。集団自衛権問題は少なくとも、国民の側から求めているものでは決してなく、日本の支配層から一方的に出ているものです。本件に関し、マスコミが世論調査しても、国民がもともとそれに強い関心をもっているわけではないので、誘導質問でどうでも世論はつくれてしまいます。

 本ブログでは、安倍政権が集団自衛権問題ばかり熱心に取り上げているのは、日本を属国化している米国戦争屋ネオコンから督促されているためとみなしています。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

 米オバマ政権が長期的視点から米国防予算の削減をやっているため、米兵のリストラを余儀なくされている米戦争屋ネオコンが米兵の代替として、日本の自衛隊員を活用しようとするのは当然です。だから米戦争屋ネオコンのいいなりの安倍政権は民意そっちのけで集団自衛権問題ばかりやっているのです。さらに悪徳ペンタゴン・マスコミはそのような視点から集団自衛権問題を取り上げることはいっさいありません。

2.自衛隊を米戦争屋の仕掛ける戦争に動員しようという対日要求は90年代初頭の湾岸戦争時代からあったが、これまでの自民党政権は巧みに回避してきた

 米戦争屋ネオコンは敗戦後の日本を再び軍国化させないよう、今の平和憲法を強制して、日本を金輪際、戦争のできない国にしたわけです。ところが、時代が変わり、90年代の湾岸戦争の頃から、米戦争屋ネオコン自衛隊を米軍の傭兵として使おうとしてきました。しかしながら、これまでの自民党政権平和憲法を逆手にとって、自衛隊の米軍傭兵化を巧みに回避してきたのです。これまでそれが可能だったのは、自民党を牛耳ってきた党幹部の多くが反戦主義の戦中派だったからです。しかしながら、今の自民党にはもはや戦中派はいなくなり、戦争を知らない50歳代の人たちが自民党を牛耳るようになっています。その結果、米戦争屋ネオコンの対日要求をかわす人が今ではもう皆無となっています、そして、安倍政権は嬉々として米戦争屋ネオコンの要求を受け入れようとしています。

 米戦争屋ネオコンにとって幸いなことに、今の日本には安倍政権の脅威となるような強力野党がいなくなっています。彼らにとって、自衛隊を傭兵化するチャンス到来なのです。こうして、日本はどんどん悪い方向に変化しています。このまま行くと最悪、徴兵制が敷かれるようになるでしょう。そのとき、真っ先に徴兵される若者は今、サッカーに夢中であり、日本の軍国化に対する危機感は極めて薄いといえます。

3.集団自衛権に反対しているのは年寄りばかりだが、若者は心底無関心なのか

 集団自衛権導入を端緒とする日本の戦前回帰を警戒して、安倍政権に反対する日本人の多くは年老いた戦争経験世代のみです。

 ところが、戦前の日本人は、今の日本を牛耳る米戦争屋ネオコンと戦ったわけで、それなりに日本の国益を守ろうとしていた側面がありました、だから、戦前の若者は徴兵されても、家族の安全を守るために命を捨てる覚悟がある程度できていたと思われます。

 しかしながら、今の日本は米戦争屋ネオコンの植民地的属国の状態であり、この状態にて日本が軍国化したら、自衛隊員も徴兵される若者も、戦地に駆り出される場合は米軍の傭兵でしかなくなります。だから米戦争屋ネオコンの仕掛ける戦争に駆り出されて戦死したら、それこそ犬死です。その意味で、近未来の若者を取り巻く環境は、最悪だった戦前軍国時代よりさらに極悪となります。

 このように米軍の要請で近未来、戦地に派遣される対象となるであろう、今の日本の若者は、表面的には、安倍政権主導の日本の軍国化に無関心のようですが、本能的に近未来の日本の軍国化を察知している可能性はあります。

4.今の日本の若者が未来に希望をもつためには、集団自衛権反対ではなく、在日米軍撤退運動が求められる

 今の日本の若者は筆者が若者であった全学連全共闘時代と違って政治的なデモなどはやらなくなっています、その代わり、彼らはサッカーに夢中になっています。60年代の日本の若者は、在日米軍を米国帝国主義(米軍国主義)の象徴とみており、在日米軍を日本から追い出すことに主眼を置いていました。

あれから半世紀経った今こそ、われら日本国民は再び、在日米軍撤退を求める時期が来たような気がします。

 にもかかわらず、なぜ、今の若者は在日米軍撤退運動すらせず、ニッポン、ニッポンと叫んでサッカーに夢中なのでしょうか。穿った見方をすると、それはすべて現実逃避なのかもしれません。おのれの未来に漠然とした不安があるからこそ、その不安を紛らそうと、サッカーに夢中になっているのかもしれません。

 しかしながら、それでは、今の日本の軍国化をストップさせることはできません。近未来の日本の若者は韓国同様に徴兵制の対象となるでしょう。

 最後に、若い頃、反米デモをやっていた筆者のような団塊世代は、この先、長生きするとろくなことはないという気がします。

ベンチャー革命投稿の過去ログ
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テックベンチャー投稿の過去ログ
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