ひろのば体操(続編)

足指をのばす体操は毎日お風呂に入ったときに湯船で実践しています。まわりの知人にも進めています。

先日紹介した9月22日の足育に関する弊ブログ記事にはたくさんのアクセスをいただきました。多謝。

●足指をのばす(湯浅慶朗)
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20130922


先日のNHKサキどりで湯浅慶朗さんのこの「足育」のアンコール放送がされました。やはり好評だったようです。こどもから老人まですべての現生人類に役にたつ健康情報です。

今回のアンコール放送で紹介されていた「ひろのば体操の歌」がYoutubeにアップされているかと探しましたが、今のところ以下のNHKのサイトでしか見ることができないようです。「ひろのば」とは足の指を広げて伸ばすということ。これだけで人間の動きは改善され、直立二足歩行は安定化し、老人の転倒事故は劇的に低減する。ただし、毎日これを実践しないと効果は期待できない。歯磨きや洗顔を毎日するように。


●2013年10月27日放送
アンコールスペシャル "足育"再び
http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/131027.html



以下の熊本日日新聞の記事(2013年10月24日朝刊掲載)が分かりやすい。

http://qq.kumanichi.com/medical/2013/10/post-2245.php
●膝や腰の痛みに「ひろのば体操」試して 福岡・みらいクリニックの湯浅慶朗氏に聞く





 高齢者にとって膝や腰の痛みは悩みの種。福岡市の「みらいクリニック フットケアセンター」は、足指を伸ばす「ひろのば体操」や、適切な靴選びを通じて、足腰の痛みやO脚などの改善に取り組んでいる。10月中旬、熊本市で講演した湯浅慶朗センター長(36)らに、同体操の方法などを聞いた。(井上直樹

 ひろのば体操は、足指の間に入れた手の指を使って、足指を足の甲側と裏側に曲げ伸ばしする運動。足裏の筋肉や足指の伸びを意識しながら、5秒ほどかけて20回を目安にストレッチする。

 「毎日5分ほど、できるだけゆっくり曲げ伸ばしすることが大切。早く動かすと効果がない」と湯浅さん。体操で、足と足指の本来の機能が回復。外反母趾[ぼし]のほか、指が下を向く「屈み指」、指が地面に着いていない「浮き指」の改善につながるという。

 体操はシニア世代以外にも効果があるようだ。同センターでは昨年から、福岡県の幼稚園児約100人を対象に体操の効果を調査。毎日体操するグループと、しないグループに分けて園児を比較したところ、体操をした子の方が、ジャンプした後の着地など、運動能力に向上が見られたという。

 一方、適切な靴選びも重要だ。サイズは、足の実測よりもプラス1センチ程度が目安。その上で、同クリニックの今井一彰院長(42)は(1)中敷きに足指がすべて乗る(2)かかと部分がしっかりしている(3)簡単にねじれない(4)ひもを通す穴が五組以上ある、の4点を挙げた。

 いずれも足指が窮屈にならず、靴の中で足がすべって指が曲がることを防ぐためのポイント。(1)は靴から中敷きを外し、足を乗せて指がはみ出していないか確認する。靴ひもは丸ひもよりも、平たい形の方が安定するそうだ。

 同センターは独自の矯正ソックスも販売。高齢者らの足腰の痛み相談にも応じているが、2カ月先まで予約でいっぱい。今井院長は「毎日体操するだけでも十分効果がありますよ」と助言。リラックスできる風呂の中での実践を勧めている。

 熊本県内でも、靴販売店医療機関の計4カ所で、同体操や靴選びをアドバイスしている。みらいクリニックTEL092(415)2153。

熊本日日新聞 2013年10月24日朝刊掲載)