サイクルモード2013(ブロンプトンの巻)

幕張メッセサイクルモード2013の技術調査レポート第1弾。

海浜幕張駅に着くと早くも長蛇の列。

パイプを一服してからいざ会場内へ。

折りたたみ系を中心に見て回りましたが、今年は例年よりも折りたたみ自転車のブースが少ない。folding bicycleファンとしてはちょっとさびしい。

しかし、新たな発見もありました(たとえば、まったく新しいコンセプトの自転車マインドバイク。これについては後日検討します。)。

チタンフレームのパナソニックやデローザを横目で眺めながら、全体を急ぎ足で見る。


そしてまずは、ブロンプトンBROMPTONのブースへ。



ブロンプトンの英国らしい気品と色の美しさは健在。折り畳まれた姿の端正な佇まいとコンパクトな美しさは世界一だと思います。躾のよろしい自転車。

しかし重さが11キロ前後というのはちょっとつらい。僕がブロンプトン(赤)で輪行するときにシンドイ思いをするのは駅の階段を上り下りするとき。できれば5キロ台にしてほしい。

チタンフレームのブロンプトンの計画はないのか、と聞くと、以下の返事。

・チタンは加工が難しいので自社の工場では製造が困難。
・かといって、今のブロンプトンのフレーム形状にチタン加工が可能なところは限られるので(たとえばロシアの軍需工場)、そこに下請けしたとしても安定供給に問題が出る。
・コストが嵩む。
・スチールは加工性にすぐれており、素材の特性(特に「粘り」)が優れているので、今のところこれに勝るフレームはない。


なるほど。重さを犠牲にしてもスチールフレームにこだわる理由はよく理解できます。

しかし、老体に11キロは重すぎる。

では自分で作るしかない!



以下、妄想。

竹でブロンプトンを作っちゃおう。

日本の竹はエジソン白熱電球に採用したように特性が非常にすぐれている。(←自転車フレームの特性とはあまり関係ない)

しかも竹製の自転車は既に存在し、実績がある。軽くて強靭で機械的強度にも優れており、竹製ロードレーサーもあるのだ。

これ↓はザンビアで作られている竹製自転車。

http://gqjapan.jp/2012/01/26/bike-3/


ということは竹製ブロンプトンは工夫次第で十分可能。たぶん。


竹製ブロンプトンの名前は既に決まっている。

「バンブーロンプトン」(BambooRompton)

竹のbambooとブロンプトンbromptonを合成したもの(・。・)ぷっ♪

おそらく、フレームやフォークを竹にしてその他のメカ部品をカーボンやチタンで構成すれば、重さ5キロ台も可能かもしれない。おそらく。(ただし、安全性については保障の限りではないので、よい子はマネをしないように)