ボストンからの帰りの飛行機(787)の中で観たダスティン・ホフマン監督の映画「カルテット! 人生のオペラハウス」がなかなか良かったのでメモしておきます。
老いるとはどういうことか。
リタイアした音楽家が生活する老人ホームが映画の舞台。作曲家ヴェルディの生誕祝賀音楽会で「リゴレット」の四重唱を歌うに至るストーリーをコミカルに描くちょっと感動的な映画でした。
老境に達した元演奏家が多数出演しているところもおもしろい。ダスティン・ホフマンの味が感じられる。
おすすめの映画です。
●ダスティン・ホフマン初監督作「カルテット!人生のオペラハウス」予告
https://www.youtube.com/watch?v=QMuYizfe5hM
インタビュー動画がありました。ダスティン・ホフマンの人柄が分かります。
●ダスティン・ホフマン、初監督作の撮影現場を思い出し、感極まり涙
https://www.youtube.com/watch?v=Ab910PFspW4
それでは、ヴェルディのリゴレット四重唱「美しい恋の乙女よ」をどうぞ。
人間の肉声こそもっとも官能的な楽器である。
いくつか聴き比べるてみるのがいい。まずはマリア・カラス。
●callas- bella figlia dell'amore- rigoletto
http://www.youtube.com/watch?v=ObXv3bkTvzg
●Verdi - Rigoletto "Bella figlia dell'amore"
http://www.youtube.com/watch?v=EE_ltQQ9ooA
Edita Gruberova (Soprano),
Brigitte Fassbaender (Mezzo Soprano),
Neil Shicoff (Tenor),
Renato Bruson (Baritone),
Giuseppe Sinopoli
Santa Cecilia Academy Rome Orchestra
Santa Cecilia Academy Rome Chorus
●Anna Netrebko, Verdi: Rigoletto, quartet
https://www.youtube.com/watch?v=pJMy_rv-Ix8