「愛国者」のフリをした「売国奴」の政権によるTPP詐欺が現在進行中なので御座います。
●衝撃の事実!! オバマに交渉権限なし TPP共同声明は「空証文」だった
http://ameblo.jp/duviduva/page-2.html2013年04月03日
テーマ:TPP 詐欺(英国発USTR.投資連)
「関税撤廃の例外」はデタラメ
安倍政権が7月の交渉参加を目指すTPPで、またひとつ信じられないデタラメが噴出している。
安倍は、日米首脳会談でオバマと交わした「聖域なき関税撤廃を前提とせず」を理由に、例外分野をもうけると言って反対派をねじ伏せているが、これが大ウソだった。
そもそも、オバマには安倍との約束を守る義理どころか、約束を交わす権限さえなかったのだ。
日本ではほとんど知られていないが、いま米国で議論になっているのが「大統領貿易促進権限」(TPA)なる法律だ。
米政権が外国政府と貿易交渉を進める際、個々の合意内容について議会の承認を経ずに済む“白紙委任状”みたいな法律だが、オバマにはこの権限がなく、安倍との約束が“カラ手形”だったことが問題視されているのだ。
元外務官僚で評論家の天木直人氏が言う。
「英国から独立し、今もモンロー主義の伝統が残る米国は、基本的には保護主義の国です。
戦争と同じくらい、貿易に関しても議会が強力な権限を持っている。
日米の経済摩擦が激化した70〜80年代も、米国では必ず議会との関係が問題になってきた。
そのため、時の大統領は貿易交渉について、議会から一括承認を取り付ける“白紙委任状”を勝ち取ってきた経緯がある。
これがTPA、従来は『ファスト・トラック権限』(追い越し車線の意)と呼ばれていたものです。
ところが、オバマ政権にはこの権限がない。
当たり前のように法的効力が続いていると思ったら、07年に失効していて、今まで延長されていなかったのです」
今ごろヤリ玉に挙がっているのは、オバマ政権が議会に何も知らせず、TPP交渉を勝手に進めていたことが分かったからだ。
米市民団体の告発でも交渉の極秘内容が暴露され、米議会はカンカンになっている。
「仮に米議会がTPPを認めるとしても、限りなく米国に有利な交渉となるよう、オバマ政権に強硬に迫るはずです。
当然、日米会談の共同声明なんて何の意味もない。
安倍首相は日本の農業を守れなくなるでしょう」
(天木直人氏=前出)
実は、日本の外務省もオバマ政権のTPAが失効していることは百も承知だった。
安倍はすべてを知りながら、国民をあざむいた可能性が高い。
日刊ゲンダイ
2013/4/3