[風雲急メモ]小沢グループのねらい

おはようございます。

イタリアから戻ったソエ爺(副島隆彦)が「学問道場」(重たい掲示板)で吠えています。

今回のなりふり構わない野合(やごう)は、国民国家における政党政治にあるまじき蛮行。その裏には財務省勝栄二郎武藤敏郎ら米国悪徳ペンタゴンに操られた売国奴たちが暗躍している。

消費増税案が通っても、消費増税分が社会保障や国民のために使われることはないでしょう。増税分の13.5兆円(年間)は米国に貢ぐ資金となる。米国債の購入や戦費調達・米軍資金。

これまでの米国への貢ぎ総額は約1000兆円。最近ではIMFを通じたEU救済資金として5兆円が毟り取られた。(米国は1ドルも出していない。)


今日衆議院での採決があり、おそらく増税法案は可決される。しかし、小沢グループは以下のシナリオによって廃案に持ち込むことをねらっている。

今日の採決後、小沢グループ衆院に内閣不信任案を提出する。54人以上が離党すれば与党は過半数割れとなり、51人以上が集団離党し、新会派を結成すれば単独で不信任案提出が可能となる。

衆院過半数は240名。与党の総数は292名。54人以上離党すれば衆院過半数240名以下となり、憲法第69条により衆院解散か内閣総辞職(退陣)→総選挙。これで野田政権は崩壊し小沢政権の時代になる・・・はず。

現時点で増税法案に反対の衆議院議員は70人から80人いるかもしれない。もしかしたら自民党からも棄権者、欠席者が出て、本日の採決では、100人近くが増税反対の意思を表明するだろう。まだ、まともでまじめな国民思いの政治家たちはいる・・・と思いたい。

いずれにしても、今回の増税法案はたんなる消費税が上がる上がらないといったレベルの話ではない。

米国の属国に留まって国富を米国に貢ぎ続けるのか、それとも日本が米国の植民地から脱して真の独立を果たすか、の重要な局面なのですね。

「属国派」対「独立派」の天下分け目の戦い。


最後にソエ爺は以下のように予測する。

「2015年には、アメリカ合衆国は世界覇権国(ヘジェモニック・スイテト)の地位から滑り落ちます。そうしたら私たちは没落してゆく帝国の支配、頸木(くびき)からかなり自由になれます。それまで私たちは頑張り続けなければいけない。」

ソエ爺の予測は当たることもあるので(失礼!)、これが本当ならあと3年は頑張らないとね。