小川敏夫法務大臣更迭の真相(つづき)


「捜査報告書は検事の記憶違いではない。ほぼ全部が架空なんです。」


長谷川幸洋「ニュースの真相」というサイトで、小川敏夫法務大臣が今回の更迭劇の顛末を暴露しちゃっている。



●「指揮権発動について再び首相と会う前日に更迭された」、「小沢裁判の虚偽報告書問題は『検事の勘違い』などではない!!」小川敏夫法務大臣に真相を聞いた 6月7日 長谷川幸洋
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32737

長谷川: 指揮権発動はいつごろから考えていたのか。
小川前法務大臣: この問題はそもそも裁判所で指摘されているわけですよ。(小沢一郎の裁判で秘書の)石川さんの供述調書が証拠として排除されましたね。田代検事が数日かけて作成したという捜査報告書も「(検察の)組織的関与が疑われる」と猛省を促している。これは事実を的確に表していると思う。
 ぼくはインターネットに流出した捜査資料を読んでみました。捜査報告書については、法務大臣に就任してから非常に重大な関心をもって「国民の理解を得られる対応をしなければいけない」とあらゆる機会に言ってきた。
長谷川: なるほど。
小川前法務大臣: それで裁判で証拠の排除があって、捜査報告書を読んでみると、これは田代検事の記憶違いじゃない。とうてい言えない。マスコミも検察にうまく乗せられているような気がします。つまり「(石川が田代から11万人以上の選挙民から支持されて国会議員になったと言われた)一部分が架空だった」というように書いているけど、実際の報告書を読むとそうじゃない。ほぼ全部が架空なんです。架空の一つの例として「11万人」が挙がっているだけ。それ以外も全部が架空なんです。(石川がしていた秘密の)録音の中には一言も出てこない。


天木直人氏は、今回の内閣改造の本当の理由は、小川法務大臣の追放にあった、と分析している。
http://www.amakiblog.com/archives/2012/06/08/#002289


もともと東京地検特捜部は戦後CIAがつくった組織である。だから、検察の闇を追及しようとすると、必ず某外国の凶暴な勢力が・・・


ところで小林弘毅さん、今回の「捏造」検察審査会の実態を調査するための法務委員会はその後どうなっているのでしょうか?進捗状況を教えてください。国家の一大事です。