スティーブ・ジョブズ氏の膵臓(すいぞう)癌


昨日のお昼、ボストンからやって来た弁護士と寿司定食を食べていたとき、スティーブ・ジョブズ氏のすい臓癌の話になった。

彼が言うには、ジョブズ氏は最初民間療法(ナチュラオパシーやホメオパシー)をやってしまったので癌を治することができなかった、もっと早く手術と化学治療(抗がん剤)をしていたら助かっていたかもしれない、最先端の科学技術に精通したジョブズ氏が時代遅れの民間療法に頼ってしまったのは残念だ、という。

しかし、これは話が逆だろうと思う。

すい臓癌は発見されたときには既に手遅れで、半年から1年以内に亡くなるケースが多いらしい。生存率が低い癌だ。ジョブズ氏は手術や抗がん剤治療を初期にしなかったから7年も生きられたのではないだろうか。

真相はどちらなのだろう?