「人工地震兵器や気象兵器?? そんなものファンタジーだよ、ファンタジー、あるわけないでしょ、バッカじゃないの!!」
・・・と思われている人は、国際政治の現実を知らないかあるいは勉強不足です。
以前、弊ブログでもとりあげた、外務大臣政務官・浜田和幸議員の8月4日付けのブログに地震や津波を人工的に引き起こす「気象改変装置」のことが書かれている。
<以下転載>
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気象改変装置の真偽
国会での質問を受け、小生が地震や津波を人工的に発生させる「気象改変装置」について「そうした兵器の研究や実験が繰り返されていることは国際政治や軍事の世界においては常識である」旨を述べたところ、一部の議員から「そんなことはありえない。とんでもない発言だ」といった反応があった。
さらには、そうした議員の発言を鵜呑みにし、「自然や環境を改変するなどできっこない。おかしなことを言うな」とばかり、小生を叩くことに生きがいを感じているとしか思えないメディアまで出てきた。
となれば、この場を借りて、国際政治の現実をお知らせしておかねばならないだろう。
1960年代から80年代にかけて、米ソを中心に自然改変装置や軍事応用の研究が行われたのは歴然とした事実である。
アメリカのコーエン国防長官やブレジンスキー大統領補佐官ですら公の場で認めている話。
であるがゆえに、国連において1977年に「環境改変技術敵対的使用禁止条約」が議論され、1978年には「地震、津波、台風の進路変更、ダム破壊等を人工的に引き起こし軍事的に利用することを禁止する」条約が発効したわけだ。
当時、わが国の衆議院でも参議院でも熱い議論が戦わされたもの。
その結果、わが国も1982年、この条約の締結国に名を連ねることになったのである。
こうした事実を知ろうともしないで、頭から「ありえない」と叫ぶ議員がいることに驚かざるを得ない。
しかも、1996年、アメリカ空軍では「2025年までに気象コントロール兵器の実用化を図る」ための研究レポートをまとめている。
中国も負けずと同様の研究や実験に取り組んでいることは、世界のメディアでは頻繁に紹介されていること。
日本はそうした世界の動きにあまりにも無頓着である。
気づいたときには手遅れ。
そんなことにならないように、注意を喚起するのも小生の仕事だと思っている。
<転載終わり>
つまり、浜田和幸氏は国際政治の現実は以下の通りだ、ちゃんと勉強しましょう、と言っている。
1. 1960年代から80年代にかけて、米ソを中心に自然改変装置や軍事応用の研究が行われたのは歴然たる事実。そして、このことは、アメリカのコーエン国防長官やブレジンスキー大統領補佐官も公式に認めている。だから、人工地震・津波兵器は妄想やファンタジーではない。そう思っている人は無知であるかIQの低いB層。
2. 国連において1977年に「環境改変技術敵対的使用禁止条約」が議論され、1978年には「地震、津波、台風の進路変更、ダム破壊等を人工的に引き起こし軍事的に利用することを禁止する」条約が発効している。
3. 日本においては、当時、衆議院でも参議院でも熱い議論が戦わされ、1982年、この条約の締結国に入っている。(→今回311において日本に対して人工津波兵器や台風12号において進路変更等の環境改変技術が使用されたとすれば条約違反ということか?)
4. この国際政治の現実を知ろうともしないで、頭から「ありえない!!バッカじゃないの」と叫ぶ国会議員こそがバカである。(さらに、この事実に対してダンマリを決め込んでいるマスコミは、背後の勢力に支配されている、ということか?)
【参照】
●浜田和幸ブログ
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/day-20110804.html
●過去の弊ブログ
検証(74)浜田政務官が国会で「地震兵器は国際軍事上の常識」と答弁!
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110717
検証(番外)浜田和幸氏に期待したい
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110629
検証(65)近年の巨大地震は人工的に引き起こされている(浜田和幸)
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110624