検証(番外)LNT仮説の謀略性について


先日の「放射線は 体にいい? Mr.サンデー ホルミシス効果」に引き続いて放射能パニックについて。
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20110814

放射能に関するLNT仮説とは、「Linear Non-Threshold」仮説のことで、訳すと「閾値(しきいち)なし直線仮説」。つまり、放射能の人体への悪影響については、閾値は存在しない、ゼロが一番良い、という仮説。以下、単に「直線説」という。

これに対して、一定レベル(閾値)以下の低線量放射線は人体に悪影響は無く、むしろ健康を増進する場合もある(ホルミシス効果)とするのが閾値仮説および放射線ホルミシス

そして常に、閾値(しきいち)説や放射線ホルミシス効果を主張する人々に対して「原発推進派」や「原発御用学者」というレッテルを貼って誹謗中傷する人々がいる。

つまり彼らによれば、

閾値派=原発推進派ないし原発御用学者

と独善的に規定される。

弊ブログは閾値説や放射線ホルミシス効果は正しいと思っていますが、原発推進派ではありません。反原発ないし脱原発派です。しかし、直線説はちょっとおかしいのではないかと思っています。

原発は技術的に「美しい」とは到底言えない。技術は美しくなければならない。原発技術は自然環境に著しく離反する技術だというと言い過ぎだろうか。しかし、適正技術からは遠く離れている。核燃料廃棄物の処理など未解決の環境問題を考慮に入れてもトータルコスト的に不経済である。その歴史的使命は終わり、徐々に廃止していく運命にある技術ではないかと思っている。原子力発電技術に生涯を捧げた純粋な技術者には大変申し訳ないと思っていますが・・。(そして早急に常温固体核融合技術を日本人の手で研究開発すべきだとも思っている。常温固体核融合は既に実験室レベルでは成功している。)

つまり、今の世の中には、

(1) 直線説を頑なに信じる反原発
(2) 閾値説が正しいと思っている反原発

の2種類の反原発派が居るようです。弊ブログはもちろん後者(2)の反原発派です。

福島第1原発の3号機を小型核兵器で爆破したテロリストグループは、放射能パニックをいたずらに誘導させるために日本国内の反原発運動と連動させて日本社会にダメージを与えようと企んでいる、と弊ブログは疑っています(弊ブログはとても疑り深いのです)。また、これまでの検証によって、311の津波災害と福島原発事故が意図的に起こされたテロ事件である可能性が高いのではないかと強く疑っています。

そして、放射能パニックのプロパガンダに小出先生や武田先生たち直線派の学者の見解がいつも援用されます。

直線説を頑なに信じる反原発派の人々は、たとえばDNA修復機能を持たない細胞(ショウジョウバエ)の実験データ等に依拠した学者の説に基づいて「低線量放射線でも癌になる」というプロパガンダを広めようとしているとすら思われます。(もちろん、意図的ではなく善意でそうしている善良な反原発派の人々も多いと思われます。)

つまり、反原発脱原発という正しい運動が、直線仮説に基づく放射能パニックプロパガンダと結びつくことによって、ねじれた方向に誘導されていっているのではないかと危惧する。



【参照】
以下のお医者さんのブログが参考になる。良識のあるお医者さんのブログがとても貴重。

●ドクター和の町医者日記
http://www.nagaoclinic.or.jp/doctorblog/nagao/2011/05/post-1544.html

低容量放射線で元気になるという「放射線ホルミシス」。

馬鹿にする人が多いが、私は信じている。

但しY染色体は影響を受け易く、生殖では女性が出来やすいと思う。
放射線ホルミシスについては、賛否両論が飛び通っている。

尊敬する石黒大圓氏のメルマガから以下引用させていただく。

東日本大震災【稲博士同様、ミズーリ大学のラッキー博士も、低放射線が体に良いという論文を書いている】
http://blogs.yahoo.co.jp/takaonaitousa/38272358.html 

Atomic Bomb Health Benefits 原子爆弾健康効果
http://honyaku.yahoofs.jp/url_result?ctw_=sT,een_ja,bT,uaHR0cDovL3d3dy5uY2JpLm5sbS5uaWguZ292L3BtYy9hcnRpY2xlcy9QTUMyNTkyOTkwLw  

原子爆弾健康効果
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E5%8A%B9%E6%9E%9C&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq

放射線LNT仮説は現代の天動説。地動説を信じて行動する避難民に思想信条の自由を。
http://atake-i.jugem.jp/?eid=1234258  

放射線は少し浴びたほうが健康によい? 
放射線ホルミシス仮説 vs LNT仮説(しきい値無し直線仮説)
http://www.asyura2.com/07/health13/msg/571.html   

放射線「直線仮説」こそ諸悪の根源
http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/8ff13b1419f9d399bfab541e5f121519 

低線量率放射線は健康で長寿になる
http://blog.livedoor.jp/hjm2/archives/52175170.html 

放射線ホルミシス
http://members3.jcom.home.ne.jp/horumi/kouenn.html  
(その1からのつづき)

そのメカニズムの解明も進んでおり、カリフォルニア大学名誉教授核医学会(DNA研究)大御所のマイロン・ポリコーブ博士と放射線分子生物学創始者ルードヴィッヒ・ファイネンデーゲン博士が1996年に発表した論文で結論付けているように、
活性酸素によるアタックは、自然放射線の1000万倍で、われわれの細胞は1個あたり毎日100万件のDNA修復で生命を維持している。 したがって、低線量放射線の身体影響の問題は、放射線によって損傷を受けるDNAを、生命活動としてのDNA修復はそのように防御できるかの問題であって、瞬時にDNAをたたきこわした原爆の話でも、またDNA修復機能の無い特殊な細胞が介在したマラーの実験結果でも無い。』
(特殊な細胞とは例のショウジョウバエ精子の事)

放射線照射は活性酸素を破壊する酵素を増加させ、細胞修復酵素を活性化させ、ガン抑制遺伝子p。53を活性化させるなどの働きにより、放射線による細胞破壊を上回る、細胞修復、活性化を行う事が明らかになってきたという事です。

従って、どのレベルが最適かという事は、未だ研究段階といえるわけですが、少なくとも低線量は身体に有益な効果を与える、という事は確実な科学的真実です。 にもかかわらず、小佐古参与のように、20ミリシーベルトという基準がいけないなどと言い出すのは、最新科学についての無知をさらけ出しているとしかいいようがない。

CRP(国際放射線防護委員会)の安全基準ですら、100ミリシーベルとなっているのに日本政府は、LNT(微量でも放射線は毒、悪という考え)に安易に追随し、超安全を見込んで愚かにも20ミリシーベルトという基準値を設定して、福島の人々を苦しめています。」 

ICRP(国際放射線防護委員会) Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
  
LNT 放射線
http://search.yahoo.co.jp/search?p=LNT+%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt 

【免疫と いのち生み出す 伝統食】

また放射能を恐ろしい、怖いと喧伝されているが、人間には大自然が与えた免疫力というものある。 人間が本来持つ免疫が正常に働けば、ガンも一晩で消えてしまう。 放射能に対しても同じ。 被害ばかりが声高に叫ばれているが、体内の自己治癒力を高めれば放射能傷害を防げる。 

特に腸は免疫の中心、この腸を活性化させる発酵食品を食事の中心にすえる。 すなわちパン、バター、ジャム、ハムなどの横文字食品を排除する。 

また日本人は昆布などのヨウ素を多く含む食品を食べているためにチェルノブイリの子どもに多発した甲状腺ガンを恐れる必要はない。 また土中の微生物が放射能を浄化する。 

チェルノブイリではEM菌(有用微生物群)が放射能排泄に有効だと証明された。 そして体内に入った放射性物質はいずれ汗や尿、便などから排出され、一生体内に留まる訳ではない。 内部被曝をことさら恐怖させて「病は気から」になってはいけない。

長崎の原爆により当時、聖フランシスコ病院医長であった秋月辰一郎博士と病院関係者は全員被爆した。

その時に博士は「玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。 そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」 (秋月辰一郎著「死の同心円−長崎被爆医師の記録」講談社刊・絶版) と言われた。

博士は原爆の放射能から体をガードするには、 塩が有効であることを推理した。みそ汁の具は、カボチャであった。 のちにわかめのみそ汁も多くとったらしい。 砂糖を禁じたのは、砂糖は造血細胞に対する毒素であり、塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力を与えるという、彼自身の食養医学によってである。

この処置によって患者の救助にあたったスタッフらに、原爆症の症状が出なかったのである。彼らはそれからのち、ずっと現実に生き延びているのである。

秋月博士は、「体質医学」の大切さを主張し、次のようにいっている。

「それは、人間の体質を作り変えることが医学の本然の姿であるという信念による。人間の体質を作り変えて、病気にかからなくてすむ身体、また病気にかかっても軽くて治る身体になることである。 また、慢性疾患に罹患していても、体質を変えていつの間にか病気が離れる身体になる、この医学である。」

チェルノブイリ原発事故のあと、ヨーロッパで日本の「みそ」がとぶように売れました。 
世界保健機関WHOでも、日本の伝統食や伝統的発酵食品は高く評価されています。 玄米、塩(海水を天日干しした自然塩・岩塩など)、味噌、梅干し、海藻、糠漬けなどの漬け物、などの日本の伝統食が自分の身を守ることになります。

この原発事故を契機として、日本の智恵を今こそ思い出して取り戻していく時なのです。