渡部昇一と佐藤富雄

 2冊の本を同時並行で読む。
 渡部昇一氏は1930年生まれ(78歳)と佐藤富雄氏は1932年生まれ(76歳)と、ほとんど同世代。
 そして、とても知的に旺盛で創造的な活動をされている。
 渡部昇一氏の「楽しい読書生活」には、氏の読書人生の貴重な体験がふんだん。氏は77歳で百坪の書庫を借金して建てたらしい。
 一方、ドクター佐藤は、60歳を過ぎてから写真を本格的に学ぶために東京工芸大学に入学して細江英公氏に師事する。細江氏との研究により、なぜ写真家は生き生きとし長生きする人が多いのか、とう謎に科学的に迫る。その答えはこの本に書いてあります。実におもしろい。