水槽生態系と金魚

 久しぶりに庭の烏骨鶏小屋の屋根に設置した金魚水槽を覗くと、いました。生き残った金魚が健在です。もう3年以上、一度もエサを与えていません。3年前に比べて、ずいぶん大きくなっています。
 その秘密は、炭素繊維の束。
 ある大学の研究室が開発した炭素繊維の束でできた藻のようなものに微生物が繁殖し、金魚の糞と微生物が生産する栄養素のうまい循環ができているのではないかと推測されます。
 よく見ると、金魚嬢は水槽のガラスに生じた苔をムシャムシャと食べています。