朝の4時過ぎに起きだす。家に電話する。
 午前中、ニュージャージーの会社を訪問。リムジンを頼み40分ほどでサドルブルックに到着。125ドルほど。帰りもリムジンを呼んでもらいNYCに戻り、チェックアウトを2時間ほど延長してもらい、ラガーディア空港に行く。UAはユナイティッド航空ではなく、USエアーウェイであった。双発のプロペラ機でシラキュースに向かう。空港では訪問先の弁護士が待っていてくれた。彼の車(日産インフィニティ)にてホテル(シェラトン・シラキュース・ユニヴァーシティ)まで送ってもらう。その夜はイタリアレストラン(Pascale)にてご馳走になる。
 隙間の時間にニコラス・ハンフリーの「喪失と獲得」を読む。この本は多くの洞察を含んでいる。

喪失と獲得―進化心理学から見た心と体

喪失と獲得―進化心理学から見た心と体

 記憶力(サヴァン的記憶能力)の喪失が抽象能力の獲得をもたらした。この2つの能力は両立できないということ。15万年前の発火技術の発明は現生人類の裸化によってもたらされた。つまり、毛皮の喪失が火の恒常的使用をもたらしたということ。さらに付け加えれば、家屋の発明も人類の裸化と密接に関連しているのではないか。