外部システム(つづき)

 先日から社会システムが準備した快レバーはいったい何か、ということを考えている。今朝、駅に行く山道でその答えが来た。簡単なことだ。大澤のいう第三者の審級がそれではないか。第三者の審級が特定の行動を促す行動規範・ルールになっている。このような規範は分裂病遺伝子(ホロビン)に起因する抑圧身体の形成による。外言の継続的な産出もこれがレバー押しになって継続するのか。
 では、ネアンデルタール人には社会システムが存在したか。芸術的な分化が痕跡程度(おそらくホモサピエンスの模倣か)しか認められないのはなぜか。しかし、一方ですばらしい石器を作っていた。埋葬もしていたらしい。A10神経の無髄化のスイッチが入っていなかった。したがって、ミズンのいう認知的流動はまだ生じていなかった。