トランプ主義を機関化しリベラルエリート支配と戦う米共和党

世界的なエリート支配の強化を見て暗澹とした気持ちになっている人が多いかもしれないが、心配することはない。エリートたちは、当然の報いとして極悪のレッテルを貼られ、インチキ全体主義の体制もろとも、これから負けて潰れていく。こうしたエリートの今後の敗北を、うれしそうに予測した著名人の一人が、米ヘリテージ財団のケビン・ロバーツ会長だ。
ロバーツらは、共和党の好戦派エリートのシンクタンクだったヘリテージを、トランプ主義を機関化して草の根右派を代弁する組織に大転換し、ダボス会議に象徴されるエリート支配に宣戦布告して潰そうとしている。ロバーツは、そのためにダボス会議にやってきて、エリートたちに喧嘩を売って帰った。リベラルな米側マスコミは、この吉報(エリートにとって凶報)を無視した。

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