プリゴジン劇場の顛末

以下、重要ポイント(推測を含む):


プリゴジンに対する刑事訴訟は取り下げられた。 →本当に「クーデター」なら厳しく処罰されるはず。近日中に処罰されないなら、プーチンとの仕込み案件の可能性あり。

●ワグネルの罪は問わない。契約に応じればロシア正規軍に迎えられる。(なんて穏便な措置!)

プリゴジンベラルーシに送られ、ワグネルの罪は問わない。
べラルーシのルカシェンコとプーチンは兄弟分の仲。

ウクライナはまだ最後の予備部隊を持っていて、ロシアの守りに穴が開いたらそれを出そうと思っていた。それでロシアの攻勢前に一芝居打って、穴が開いたように見せてウクライナ軍を誘き出そうとしていた。

●同時にこのあとウクライナをロシアが制圧するにあたって反プーチングループをあぶりだす必要があったのだろう。

●バフムートで戦果を上げヒーローとなったプリゴジンの以下の不満が爆発したのか。
(1)ロシア正規軍がキエフ軍の反攻をボコボコにしていて戦果が持っていかれそうになることの不満。
(2)以前から確執があった露国防省トップ・ショイグを蹴落とそうとしている。
(3)成果に対する報酬が低い。


●現国防大臣ショイグ氏と陸軍参謀長ゲラシモフ氏が辞任のもようか。


プリゴジンNATO、CIA、ウクライナ諜報機関等に買収された可能性がある。

●裏切り者を排除するための対諜報作戦だった。



以下、参照情報。