「ロシアがウクライナの穀物を盗んだ」という日本のメディア報道について







ゼレンスキーのウクライナは今後、米国から見放されるだけでなく、国際的にしだいに「悪者」にされていく。ロシアとトルコは、世界的な穀倉地帯であるウクライナから、小麦など穀物黒海経由で船舶で中東アフリカなど食料難の地域に輸出する計画を、国連とともに開始している。


ロシアはすでにマリウポリの港をウクライナから奪い、ウクライナ軍が米国の指示でマリウポリ港に設置した12000個の機雷を露軍が除去して港湾を再開し、ウクライナ東部の春小麦などの穀物黒海経由で中東アフリカなどに輸出し始めている。ロシアは穀物を奪っているのでなく、ウクライナの農民や穀物会社による輸出を助けている。 (Turkey, Russia Agree To De-Mining Operation In Ukrainian Ports To Erect 'Grain Corridor') (Russian top brass confirms Mariupol seaport cleared of mines and back in business)


露トルコはウクライナ側に働きかけ、もう一つのウクライナ黒海岸の港であるオデッサ港も機雷除去して穀物の輸出を始めようしている。だがゼレンスキーのウクライナ政府は、オデッサ港の機雷を除去すると露軍が海から侵攻してきかねないと言って港湾再開を拒否している。ゼレンスキーは、世界的な食糧難を緩和するのを妨害している「悪い奴」だという話になり始めている。こうした善悪転換の動きも「大リセットの結末」系の話だ。 (Turkey Calls On Ukraine To Cooperate With Russian 'Grain Corridor' Plan To Unblock Ports

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