岸田総理、貴方は外相として日・ウ首脳会談に同席してましたよね?

岸田さん、あなたは、ウクライナ政権が度重なる日本政府からの「ミンスク合意を履行せよ」との要求を無視するのみならず、ウクライナ東部の親ロシア住民を弾圧し虐殺し続けてきたことを知ってましたよね。


それとも突然の記憶喪失?

安倍総理からは,日本はこれまでウクライナ情勢の平和的解決に尽力してきており,来月のG7伊勢志摩サミットでは,議長国としてウクライナ情勢についてG7の議論をしっかりとリードしていく旨の決意を表明するとともに,ウクライナ情勢の厳しさは理解するが,ミンスク合意の履行以外に道はないウクライナによるミンスク合意の完全履行が重要であり,今こそ具体的成果を示していくべきである旨述べました。

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ミンスク議定書
 2014年9月5日にウクライナロシア連邦ドネツク民共和国、ルガンスク人民共和国が調印した、ドンバス地域における戦闘(ドンバス戦争)の停止について合意した文書。これは欧州安全保障協力機構(OSCE)の援助の下、ベラルーシミンスクで調印された。以前から行われていたドンバス地域での戦闘停止の試みに添い、即時休戦の実施を合意している。しかしドンバスでの休戦は失敗した。

 2015年2月11日にはドイツとフランスの仲介によりミンスク2が調印された。 2021年10月末のウクライナ軍のトルコ製攻撃ドローンによるドンバス地域への攻撃を端に発したロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)が対立の激しさを増し、2022年2月21日にロシアのウラジミール・プーチン大統領はドンバス地域の独立を承認し、翌22日の会見で、ミンスク合意は長期間履行されずもはや合意そのものが存在していない、として破棄された。
(ウイキペディアより)


ミンスク合意とは

 2014年に始まったウクライナ東部紛争を巡る和平合意。ロシアとウクライナ、ドイツ、フランスの首脳が15年2月にベラルーシの首都ミンスクでまとめた。ロシアを後ろ盾とする親ロ派武装勢力ウクライナ軍による戦闘の停止など和平に向けた道筋を示した。大規模な戦闘は止まったものの合意後も断続的に戦闘が続いた。

 合意実行に向けた争点となったのが、親ロシア派武装勢力が占領するウクライナ東部の2地域に幅広い自治権を認める「特別な地位」を与えるとの内容だ。ウクライナは事実上のロシアによる実効支配につながると警戒。ウクライナ国内では合意そのものがロシアに有利な内容との不満も出ていた。

 ロシアはウクライナが合意を実行せず、武力解決を試みていると主張し、同国への圧力を強めた。ロシアは「紛争の当事者ではない」との立場をとり、合意にあるウクライナ領からの外国部隊や雇い兵の撤退、ウクライナ政府による国境管理の回復も進んでこなかった。合意の実行はウクライナ情勢の緊張緩和へカギを握るとみられていた。

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