岸田首相の軽率な判断。やってはいけないことだ。(副島隆彦)

ソエ爺が吠えておられます。

[3276]岸田首相の軽率な判断。やってはいけないことだ。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2021-10-25 04:15:56

副島隆彦です。今日は、2021年10月25日(月)です。

 私が入手した最新の秘密情報を書きます。
岸田首相が、就任直後にバイデン米大統領と 電話会談をしたときの情報が
漏れ伝わってきた。 岸田首相はバイデン大統領に、「日本はGDPの2%を防衛費に充てる(すなわち、日本の防衛費を現在の1%の5.7兆円の限度、縛り を超過する)」という約束をしたらしい。

 これは日本国にとって危険な動きだ。 岸田の独断の判断でやっていいことではない。岸田は、自分の政権をアメリカさまから認められたいので、ここまで愚かにも踏み込んだのだろう。岸田はこれで政治家として終わってゆく。
この情報は、横田基地の米軍関係者たちの間から漏れ出したものだ。自民党の幹部たちは知っているようだ。
 
 こうなると、10月31日の総選挙の結果で、自民党が、単独過半数の233議席を割る、という事態になったら、公明党山口那津男代表)が、連立政権から離脱する、という動きが出て大騒動になるだろう。 公明党(現状の28議席を確保するらしい)としては、この「防衛費のGDP2%超え」は、反戦平和の党是から許せない、という判断になる。
 そうすると、維新(今、実質的に、ここをあやつって指導しているのは、大悪人の竹中平蔵だ)、が20議席ぐらいに増える、と見られているので、この維新を自民党が取り込んで連立政権を作る、という動きが考えられる。

 私、副島隆彦は、世界政治の一部としての日本政治という見方をずっとしてきた。世界政治でこのような政治の変動は各国でよく見られる。
 私は、前にも書いたが、物事(ものごと)を大きく、外側世界から見る、外側中心主義、 endo₋centric エンドウセントリック の思想をずっと作ってきた。 
 馬鹿みたいに、日本国内からの、自民族中心主義の見方、これを、exo₋centric  エクソウセントリックと言うが、この偏狭で愚かな民族主義者の視点を取らない。 前にも書いたが、ガリレオ・ガリレイたちの helio-centric ヘリオウ(太陽)セントリック 、太陽中心説(=地動説)の見方をする。これを、= Copernican system コパーニカン・システム( コペルニクス学説)とも言う。

 それに対して、その反対の、地球中心説である Ptolemaic system (プ)トレマイック・システム (=天動説) の見方をしない。

 上記の動きが出ると、日本の政局(せいきょく)がまた動く。岸田文雄のような“サラリーマン首相”では政権は保(も)たない。 自民党は分裂して、長年の一党独裁体制が終わるべきなのだ。そしてアメリカの奴隷、家来をやってきたこれまでの、戦後の日本のやめるべきである。  

 私の最新刊の本が、この30日に発売になる。今日のぼやきで宣伝している。買って読んでください。書名がやや古臭くなったが、内容は、この10月に入って、急激に国民の雰囲気が変わった。この10月からの内容と金融、経済の最新の指標をずっと並べている。
世界政治の動きも、10月に入ってからの最新の情報で書いている。読んで損はさせません。  副島隆彦

「コロナ対策経済で大不況に突入する世界 」 (単行本) 単行本 – 2021/10/30
副島 隆彦 (著)
http://www.snsi.jp/tops/kouhou

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