藤原かずえさんの分析記事に注目!
緊急事態宣言万能論というインフォデミック
以上、当初地域全体と追加地域全体および宣言外地域の実効再生産数の変動がほぼ一致することから、緊急事態宣言の顕著な効果は認められず、緊急事態宣言後のピークアウトは、別の要因による実効再生産数の急激な減少に支配されているものと考えられます。
冒頭で述べたように、今回の緊急事態宣言は、実質的には国民の強い要求によって発出されたものです。今回も多くの日本国民は、疫学の専門家でもない医師会・医クラ・野党・マスメディア・文化人・自称ジャーナリスト・ヤフコメ等の根拠のない無責任な扇動に乗って集団ヒステリーを起こし、科学的根拠もなく緊急事態宣言に突き進んだのです。前回の緊急事態宣言と同様、顕著な効果が認められなかった今回の緊急事態宣言による多大なる機会損失に対する責任は、極めて残念ながら、緊急事態宣言万能論というインフォデミックに侵されてしまった国民にあります。
ブログをアップしました。緊急事態宣言の発出から4週間が過ぎ、ある程度のデータ分析が可能な状況になってきました。今回は緊急事態宣言の効果について系統的に分析しています。お読みいただければ嬉しいですhttps://t.co/AsECYF1GeV
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) 2021年2月8日