トランプ政権は、既に北朝鮮爆撃(金正恩体制の終焉)を決めている(ソエ爺)

昨日、久々にソエ爺(副島隆彦)の北朝鮮情勢についてのコメントが出ておりました。
ソエ爺の予測は田中宇氏の予測とは、かなり違っている。

4月27日の南北首脳会談は、子供の学芸会に過ぎない。

トランプ政権は、既に北朝鮮爆撃(金正恩体制の終焉)を決めている。

金正恩から別の体制への体制変更は、たぶん起こるだろう。

世界は、すでに北朝鮮の核抜き(核兵器廃棄)問題から、すでにイランの核兵器の破壊問題に、舞台を移している。



以下、昨日の重たい掲示板[2318]を抜粋して転載させていただきます。

[2318]6月17日の定例会に集まってください。当然、北朝鮮問題が、中心です。それと拉致とは何か。
投稿者:副島隆彦  
投稿日:2018-05-15 10:10:58
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

 昨日(5月14日)、アメリカ大使館の、テルアビブからエルサレムへの移転の式典が行われて、それに抗議する、南部の海に面した ガザ地区(Gaza Strip ガザ・ストリップ)で、52人のパレスチナ人が、イスラエル兵に射殺された。たった1日でこの死者の数だ。これから先が思いやられる。

 これで、トランプも、少しは躊躇(ちゅうちょ)して、「あんまり、シェルダン・アデルソン( ラスベガス・サンズ)のユダヤ人の、自分への政治献金支援にばっかり、いい顔をしていては、いかんなあ。 パレスチナ問題は簡単ではないぞ。アラブ・中東問題は厄介だ」と、分かっただろう。 

それでも、世界政治は、何ごとも無いかのように、各国の権力者たちの間の駆け引き、交渉として冷酷に進んで行く。

 5月8日に、トランプが、「イランの(最低10年間、あるいは15年間の、核開発停止の)“核抜き” 合意 」( Iran Nuclear Agreement 、6カ国合意。2015年7月14日 )からの離脱 (abandonment アバンダンメント、合意=協定=条約の一種 の放棄、破棄)を発表した。 

 私は、世界は、すでに北朝鮮の核抜き(核兵器廃棄)問題から、すでにイランの核兵器の破壊問題に、舞台を移している、と 半年前から知っている。だから北朝鮮を、トランプ、ボルトン、ポンペオ(古代ローマの、ポエニ=フィニキア=カルタゴの英雄ハンニバルとしぶとく戦ったポンペイウス将軍に擬せられている)、マティス国防長官、ハリー・ハリス新駐韓大使(前太平洋軍PACOM(パコム)司令官)らの トランプ政権の首脳が、北朝鮮爆撃を決めている、ということだ。

 それは、イランの最高指導者のハメネイ、ロウハニを 心底、ぞっとさせて震え上がらせ、脅しあげるためのデモンストレイション、「お前の国もこういう目にあうぞ」である。トランプは、イランがすでに作って隠し持っている核兵器を、アメリカは、これから数年掛けて、爆撃で破壊しようとする。 

 世界政治の中心、焦点(focusフォーカス) は、だから、すでに再び中東・アラブ世界に、移っているのである。 私たちの極東(ファー・イースト)の運命は、中国とアメリカの交渉で決まる。のだ。 米中会談=トランプ・習近平会談で決まる。そこで「北朝鮮処分」が決まるのだ。 お笑いの南北会談なんぞではない。


 4月27日に、朝鮮人のバカ二人が、すなわち、金正恩 と 文在寅 が、手を取り合って38度線を渡ったり、戻ったりのダンスを踊った。それから、また互いに手を取り合ってケーキナイフで、ウエディング・ケーキを切った。大きな卵の中から「(民族)統一」が現れた。統一教会合同結婚式ですか、嗚呼(ああ)。これが 4.27南北会談だ。こんな子供の学芸会を見せられて、これが大人の世界や現実の政治である、はずがないだろうが。 

 このビョーキ(病気)が、即座に感染した日本国民の実におそらく9割が、「ああ、よかった。これで、平和的な、融和(ゆうわ)的な、話し合いでの、北朝鮮問題の解決へ、だ」と、思い込んだ。

 ただし融和的ムードと、 宥和(ゆうわ)策(アピーズメント・ポリシー。 appeasement policy 相手を宥=なだ=めすかして、言うことを聞かせる)は、似ているが、厳密には違う。

 日本人は、韓国・朝鮮人の大半の知能のレベルと全く同じで有り、ほとんど変わらない、ということが、これで私に分かった。私の弟子たちでさえ、この「お花畑(はなばたけ)」が、半分ぐらい出た。 ということは、我らが、学問道場に結集する、会員たちでも半分ぐらいは、この 低脳の9割国民と、同じだ。

 バカは、感染して、写るのだ。 

 この9割の日本国民の、「平和的解決だ」たちは、このあとの、金正恩やトランプ政権の動きを見ていて、「あれ、なんか、変だなあ」 で、今は、「平和的、話し合いで解決」の狂躁(きょうそう)状態 は、少し収まって、平和解決派は国民の7割ぐらいだ。

 もう少しは、世の中を、慎重に、注意深く生きてきた、残り3割の人間たちは、「金正恩が、核兵器を放棄するはずがないよ。必ず、どこかに隠すよ」と、言う。ここから先が、まともな精神、思考力をした人間たちだ。 

 人間は、生来の、知能、能力 に於いて、階層秩序(かいそうちつじょ。ヒエラルヒーハイアラーキー)をしているのである。人間は、知能において、平等ではない!  副島隆彦は、ここで 断言しておきます。

 このあと、金正恩が、再び、命乞(いのちご)いで、大連(たいれん)まで急きょ飛んで(5月7日)、習近平に縋(すが)り付いて、「なんとか体制護持=現体制の保証をしてくれるように、トランプに、頼んでください、お兄さん!」(笑い) と、 習近平に言ったら、「お前なあ。あんまり、お前が、バカなことばっかりやって来たから、こういうことになったんだぞ」、「私が、トランプに、とりなしてやるにも、限度がある」と、言っただろう。

 大連(ターリェン)の 風光明媚な海岸(私もここに行ったことがある)を、二人で、歩きながら、習近平は、「お前が、自分の国民を、あんな悲惨な目に遭わせて、大きな勘違いをしているから、こんなことになったのだ。私たちも、毛沢東主義を捨てて、豊かな国を目指す、と決めたのだから、お前も、考えを変えろ」と言ったはずだ。

 これらのことを、私、副島隆彦は、「米軍の 北朝鮮爆撃は、6月!」(光文社、2018年3月2日発売)で、書いている。私の本を、読みもしないで、ここに只見に来るな。


米軍の北朝鮮爆撃は6月! 米、中が金正恩体制破壊を決行する日



 それから、『今の 巨大中国 は 日本人(学者たち)が作った』(ビジネス社刊、4月28日刊)が全国の書店に並んでいる。



今の巨大中国は日本が作った


 この本も、重要だ(自分で言うのも何だが、笑い)。この本は、アマゾンの 国際政治情勢や、中国エリア で、売り上げ1位を今も続けている。それなのに、昔のようには、本は売れない。日本の出版業界(書店、取り次ぎ、出版社)が、どれぐらい、追い詰められていて、悲惨かを、 そのうち、私、副島隆彦が、赤裸々に書きます。 

 消費者=お客様=本を買って読む人たち である、あたなたちには、この業界の真実は、なかなか分からない。ただし、「そんな楽屋話(がくやばなし)は知りたくない。どんな業界(業種)も厳しいんだ」と言う、本当の大人たちには、私は頭を下げる。

 6月17日は、私、副島隆彦は、ワーワー、ずっと大声で、喚(わめ)き続けるだろう。

 私は、先日、朝の6時に、京都の知恩院(ちおんいん。浄土宗総本山)の大谷廟(おおたにびょう)の、誰でも来て座れる静寂の土間に座っていた。これが法然(ほうねん)上人の墓(の入った家=廟)だが、この人と弟子の、親鸞(しんらん)上人 が、西暦1200年代の当時、激しい政治演説を、当時の政治思想である仏教を使いながら、辻説法(つじせっぽう)や、支援者の貴族の館での演説会で、やっていたのだと、知っている。 彼ら、当時の政治思想家の血が、私に流れているから、私は、何でも手に取るように肌で分かる。

 私が、最近、一番、気にくわないのは、日本政府(安倍政権)が、「トランプ大統領。日本の拉致(らち、アブダクション)問題も、シンガポール米朝会談の議題に入れてね」と、まだ、性懲りも無く、懇願している、そのニューズ報道だ。 ホントに、こいつら、拉致、拉致で、もう10年も、内容もないのに、騒いでいる、反共右翼すなわち、統一教会の 悪質な、連中だ。


●「ポンペオ氏、「非核化で米企業の北朝鮮への投資可」示唆」
2018年5月14日 朝日新聞
https://www.asahi.com/
articles/ASL5F7TZQL5FUHBI02F.html

 ポンペオ米国務長官は、5月13日の米FOXテレビのインタビューで、「 北朝鮮が非核化に合意すれば、米政府は米国の民間企業が北朝鮮に投資することを認める」という考えを示した。ポンペオ氏は、 「米国の民間部門は、北朝鮮の電力供給網の構築を支援することができる」と語り、インフラや農業分野で投資することができるとの見方を示した。

 ポンペオ氏は11日の記者会見でも、「北朝鮮が早期の非核化に向けて大胆な行動をとれば、北朝鮮の繁栄に協力する用意がある 」と発言。 北朝鮮の対応次第で米国が経済的な見返りを与える可能性を示唆している。

 一方、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、5月13日の米CNNの番組で、米朝首脳会談に向けて、北朝鮮側に、「C 完全」かつ「 V 検証可能」で「 I 不可逆的」な「 D 非核化」を求めていると強調した。

(転載貼り付け終わり)


 副島隆彦です。 この ポンペオ国務長官(この人は、米陸軍の特殊部隊=スペシャル・フォーシズ=である、旧グリーンベレー、今は、レインジャーという、にいて、秘密の作戦行動の司令官をしていた、強硬派だ )の発言を読むと、まるで、北朝鮮核(かく)問題は、話し合いで解決するように読める。

 このポンペオの「北朝鮮が非核化に合意すれば、米政府は米国の民間企業が北朝鮮に投資することを認める」 とは、北朝鮮で体制変更が行われた、そのあとの、北朝鮮の復興の時のことを言っているのだ。 

 キムジョンウンを、北の山岳地帯だけを一斉に爆撃すること、心底、震え上がらせておいてから、そのあと、本当の ネゴシエイションが、始まる。ディールdeal と ネゴシエイション negotiation の違いを、ここで、日本人に説明するのは、大変なことだ。 震え上がった金正恩に、トランプは、再度、会って、「今度こそ、全部、核兵器弾道ミサイル(宇宙ロケット)を差し出すか」と聞く。そのように事態は進行してゆく。 そのときが、副島隆彦の予言の勝利だ。 

 だから、ポンペオ国務長官の発言 と同じく、日本外務省が、拉致、拉致、 と言い続けるのは、北朝鮮での体制変更が起きて、そのあとに、復興計画を含めて、和平交渉( peace talks ピース・トークス) が、始まって、それが、やがて、65年経っての、平和条約( peace treaty ピース・トリーティ)へとつながる。

 朝鮮戦争が、休戦=停戦して、 1953年に結ばれた休戦協定( cease-fire agreement シース・ファイア・アグリーメント)と、和平交渉、平和条約が、どう、ちがうか、を分かっている、日本知識人が、ほとんどいない。 休戦協定のまま、現在まで続いているのだ。これを、急に平和条約には、出来ない。 1953年の休戦協定は、北朝鮮と韓国が、合意したものではない。中国(ホウトクカイ将軍)と、国連軍の司令官の米国将軍が、結んだのだ。 あのバカの朝鮮人、 金正恩と 文在寅が、どうにか出来るものではないのだ。 何が、「平和宣言」だ。そんなものは存在できない。

 だいたい、平和条約(ピース・トリーティ)は、= 戦争終結条約 のことなのだ、と、日本人の知識層でも知らない。日本人というのは、敗戦後、ずっと、バカのままの、洗脳された国民なのだ。

 だから、おそらく来年から、和平交渉(ピース・トークス)が始まった時に、日本政府は、新しく出来る北朝鮮政府から持ち出される、「日韓併合(にっかんへいごう)」 の時以来の、 植民地支配で、北朝鮮が、受けた多大の苦難と、死者と、多くの政治弾圧とかへの補償=損害賠償をしなければ済まない。

 その金額は、おそらく、5兆円(500億ドル)ぐらいだろう。そのうちの1兆円とかを、負けてもらうための、「あなた(北朝鮮政府)も、拉致問題という国家犯罪をした」で、その交渉の材料として、相手に、打ち返す、撃ち返すミサイル として、外務省はこの拉致問題を言い続けるのだ。 分かります? 頭のいい人ちゃんたち。 

 こういうことが何でもすぐに分かる頭脳を、副島隆彦はしている。前の方で書いた、「本当は、(もう北朝鮮ではない)イランだよ」とか、まで読めて、始めてずば抜けて頭のいい人間、というのだ。 

 さあ、私は、6月17日に、思いっきりワメキ続けるので、私の、洛中(らくちゅう)辻説法を、聴きに来て下さい。 秀作『福澤諭吉 フリーメイソン論』(電波社、2018年、4月)を書いて出した石井利明(いしいとしあき)君も、元気いっぱい話すでしょう。

以下は、資料として、 貼り付けておきます。 よく勉強して、真実を知りなさい。  


副島隆彦の学問道場」講演会
北朝鮮処分」後のアジア及び世界の今後を考える』

講師:副島隆彦、石井利明
開催日:2018年6月17日(日)
会場:JR「田町」駅
日本建築学会 建築会館ホール

開場  12:15
開演  13:00
終了  17:00

・上記定例会ご案内はコチラ↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html