日本国民はマスコミと政治家に徹底的にナメラレテいる(人力でGO)

一昨日だったか、その筋では有名な或る年配の弁護士の方と世間話をしていて、安保法案についてそれとなく聞いたところ、

「はぁ〜〜まぁ〜ね〜、自衛隊の存在自体が憲法違反なんだからねぇ〜〜」

と、一喝。

恐れ入り屋の鬼子母神(+_+;)\パコッ!





「人力でGO」さんの以下の記事を読んで、この憲法論議というやつに落とし穴があったんじゃないかと思えてきた。


安保法案反対勢力を憲法論議の方向にもっていくことによって、議論すべき本筋をすり替えて見えなくさせてしまった。

今回自民党がわざと憲法学者違憲判断をさせたのも、これが目的だったりして(・。・)ぷっ♪


実際、自民党が推薦した長谷部恭男教授の国会での違憲発言で一気に憲法論争(立憲主義の危機問題)に議論の焦点がすり替えられてしまった。


これによって、問題の本質(自衛隊の米軍傭兵化)がうまく隠蔽されてしまった。


米戦争屋のとっては、メデタシメデタシ。

そして、これから始まるのは、用済みの安倍おろしか・・・



●「損して得取れ」・・・シタタカさに欠ける日本人
http://green.ap.teacup.com/pekepon/1691.html

台湾の国会中継かと思ったら参議院でした。こういう時代錯誤を喜ぶ人が居るのかね・・・。TV局さん、若い社員に聞いてみたら如何でしょうか。

野党は対案を出して、中東などに自衛隊が容易に派兵される事態を防ぐべきで、世論もその筋で盛り上げれば十分に勝算があった>のに、何故か憲法9条に拘って現実的な議論を避けてしまいました。

尤も、小沢氏にしても岡田氏にしても自民党時代の持論は集団的自衛権の容認や、国連軍への積極参加でしたから・・・。

日本国民はマスコミと政治家に徹底的にナメラレテいるのです。自分で判断する事を放棄した国民の当然の末路です。自国の安全を守り、同時に世界の平和を守る事は両立すると考えている時点で思考停止しています。利益とは相手の損失によって生み出されるのは投資も国家も同じではないでしょうか。

戦後、自民党の政治家も官僚も日本の国益を良く守って来ましたが、膨らんだ財布を見逃してくれる程世界は甘くは有りません。

「金出さんか....」
「これっぽっちしか無いんか!?」
「じゃあ、ちょっくら鉄砲玉をやってもらおうか・・・」

まあ、下品な表現をすればこんな所でしょうか?

国民が,貧しくなる事を受け入れるならば、
「財布の中身ならいくらでもクレてやる。その代わり暴力だけは許さない」
と漫画の主人公の様なタンカも切れるのですが・・
だれもが貧乏は嫌ですから・・・。

デモを「スノッブ」で「スタイリッシュ」と勘違いしてしている若者よ、もっとシタタカになろう!!日本には「損して得取れ」と言う良い言葉も有るからね。君たちを担ぎ上げているマスコミに良く教わると良い。

彼らは新聞の販促の違法行為を排除しようとする官僚を排除するくらい朝飯前なのだから。


これ、当然「非公開」になっちゃいますから・・・。(多分・・・・)



<追記>


民主党が対案を出せない原因は、有効な対案が「集団的自衛権の容認」を前提とした先に存在するからで、「憲法9条に反するかどうか」に議論をすり替えられた時点で民主党を始めとした護憲派野党は有効な対案の提出が出来ない状態になっています。

自民党が推薦した長谷部恭男教授の発言は非常に大きな意味を持っていたのかも知れません。マスコミも彼が「違憲」と発言した途端、憲法論争に論点を見事にすり替えてしまいました。

それに乗せられて大騒ぎした人達には「良い思い出」になったかと思いますが、はたして国会前のデモに参加された方のどれだけが先に衆議院選挙に行かれたのが興味がある所です。


反対派の一部が主張する様に自衛隊は縮小されるアメリカ軍を補う形でシリアへの出動を求められると思いますが、これをどう阻止するかが今後の現実的な争点になるかと思われます。

「損して得取る」ならば、東アジア情勢の将来を見据えて安保法制は整備しますが、アメリカの戦争に巻き込まれない為に、ここらで「決められない国会」に戻す事も大事かと・・・。

そろそろ「安倍下し」が始まるかな・・・。