鈴木康広の見立て発想術

鈴木康広さん。超おもしろい現代アーティスト。

先日テレビで紹介されているのをちらっと見て気にいった。


たとえば、この「リンゴのけん玉」。


けん玉が得意の鈴木さんは、ある日、けん玉が地球の引力を利用した遊びであることに気がついた。

ニュートンといえばリンゴ。つまり、ニュートンがリンゴの落下を見て万有引力を発見したことをけん玉に見立てた傑作。地球の引力を介してニュートンのリンゴとけん玉がつながった。


この「見立て」の技法がおもしろい。

芸術の分野で言う「見立て」とは、対象を他のものになぞらえて表現することである。別の言い方をすると、何かを表現したい時に、それをそのまま描くのではなく、他の何かを示すことによって表現することである。日本の様々な芸術で、この「見立て」の技法が用いられている。例えば和歌、俳諧、戯作文学、歌舞伎などで用いられている。喩えているとは示さずに喩えていることが多く、その場合、欧米の学術用語で言うメタファーに相当する。(Wikipedia)


鈴木康広さんを特集した番組の動画がありました。こだわりの発想ノートも紹介されていてなかなか興味深い。やはりアイデア発想には手書きのノートが重要。

●IMAGINE ゲスト 鈴木康広(アーティスト) 前編
https://www.youtube.com/watch?v=HH7Nbbs19Po

●IMAGINE ゲスト 鈴木康広(アーティスト) 後編
https://www.youtube.com/watch?v=BQ4IFpENYB8


最後に、鈴木さんのパラパラ漫画もお楽しみください。

●鈴木康広ワークショップ powered by KOKUYO「ひらめきのパラパラマンガ」
https://www.youtube.com/watch?v=pieiWc4U4aU


【参考】
●鈴木康広サイト
http://www.mabataki.com/

●鈴木康広twitter
https://twitter.com/mabataku/status/519495882312413184/photo/1