箱根ラリック美術館

今週末の120年ぶりの大雪は大変でした。雪かきでヘロヘロです。60センチくらいの積雪。お隣の駐車場の屋根が雪の重みでつぶれて車のルーフが凹んでいます。数人で屋根を持ち上げてなんとか応急処置。

先週の45年ぶりの大雪も大変でした。雪にもめげずに危険な箱根行きを敢行してよかったのは、箱根のラリック美術館をじっくり見ることができたこと。次男坊の英断と長時間の運転に感謝。

ラリック美術館は今回で2回目。ルネ・ラリックの工芸作品を集めた世界有数の専門美術館。何度来てもすばらしい。実際に展示されているのは収蔵品のわずか7分の1とか。


館内のレストランは地元の野菜を使ったフレンチでおすすめ。雪景色を眺めながらランチをいただきました。次男坊も飲みたいというのでシェフおすすめの赤ワインをカラフェで。

館内は撮影禁止なので外観のみ。

このT型フォードの先端のカーマスコットに注目。この美術館の創業者はクラッシックカーの収集の過程でこのガラス製のカーマスコットに興味を惹かれルネ・ラリックにのめり込むことになったらしい。



このセミのモチーフのボックスがあまりにもすごかったので、ちょっと撮らせていただきました(+_+;)\パコッ!(ごめんなさい)

ラリックは昆虫少年だった。セミの生態を知り尽くしていたことがこの形態に表れているらしい(後で学芸員の方にお聴きした話)。


ところで、今回の展示で大森暁生(おおもり・あきお)という彫刻家の作品に遭遇したのは僥倖でした。