国家のシロアリ: 復興予算流用の真相(福場ひとみ)


昨夜知人からメール着信あり。その知人の知り合いの娘さん(福場ひとみ)が本を出したとのこと。

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福場ひとみさんのこの本。霞が関に多数生息するシロアリによる復興予算流用事件の真相を追及した渾身のドキュメンタリー。

リチャード・コシミズがんばれ〜〜!

国家のシロアリ: 復興予算流用の真相

国家のシロアリ: 復興予算流用の真相


内容紹介
復興予算19兆円を奪ったのは誰だ!

「復興予算19兆円を奪ったのは誰だ!」――「復興予算流用問題」を週刊ポストでスクープした記者が、「流用はなぜ、どのようにして起きたのか」「流用を仕組んだのは誰だったのか」を徹底検証した小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作。

東日本大震災からの「復興」という名目で、政府は19兆円にも及ぶ「復興予算」を組んだ。ところが震災から1年以上が経過した2012年中頃、その復興予算の大半が、被災地とは「無関係」の事業に使われていることが明らかになった。霞が関の合同庁舎、捕鯨シーシェパード対策に次世代原子力核融合計画まで、目を疑うような「予算の流用」が、霞が関の主導で公然と行なわれていた。

〈彼らは何も、意図的にこの国を壊そうとしているわけではない。彼ら個々人は、みな有能で優秀で、そして仕事に忠実な「働きアリ」のはずだ。しかし、組織における働きアリが、国家にとってはシロアリと化してしまうのが、この国の現実である。〉(本文より)

流用はなぜ、どのようにして起きたのか――その全過程を辿ることで、政治家、官僚、そしてメディアまでが一体化した「日本というシステム」の構造的欠陥を明らかにする。