おはようございます。今朝6時現在のところでは、カリアゲ君による発射命令はまだ出されていないようです。
朝鮮半島は米戦争屋とアンチ米戦争屋の代理戦争の場になってしまっている、というのが新ベンチャー革命さんの見解。腑に落ちるところがあります。
いずれにしても、北朝鮮が米国戦争屋の傀儡国家であること、ミサイル騒動がマッチポンプ茶番劇であることが明らかになれば、もはや米軍が日本に駐留する意味がなくなる。
以前、小沢一郎さんはこの点を突いていたので御座います。
日本に在日米軍基地は必要ではない、第7艦隊ぐらいで十分だ、と言って米国戦争屋の逆鱗に触れて・・・
我々の目の黒いうちに、この美しい朝鮮半島を平和で豊かな半島として取り戻すことはできるのでしょうか。
●2013年4月、窮鼠猫を噛む北朝鮮の暴発:1994年クリントン米民主党政権時代の北爆計画が日の目を見るか
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31765736.html
1.北朝鮮発の極東緊張と米韓合同軍事演習はいつもセットとなっていた
このところ、極東の緊張が高まっています。その原因は米韓合同軍事演習に対し、北朝鮮が異常に反応している点にあります。逆に、米韓合同演習を止めれば、北はおとなしくなるのでしょうか。
米韓合同軍事演習は毎年3月頃に行われていますが、昨年の2012年3月、米韓合同軍事演習時、北朝鮮は人工衛星打ち上げ(実際はミサイル)を発表しています(注1)。このように、毎年行われる米韓合同軍事演習と北朝鮮の極東挑発行動はいつもセットとなっていました。
さらに一昨年の2011年3月、悪夢の3.11事件当時、米韓軍事演習は3月10日に終了しています(注2)。3.11事件は米韓合同軍事演習が終了した翌日に発生していますが、トモダチ作戦を計画していた米軍にとって、実にタイミング良く3.11事件が発生したわけです。
忌まわしい3.11事件の起きた年の前年の2010年には韓国の哨戒艦・天安沈没事件が起きています。このときもやはり3月に事件が勃発しています。つまり定例の米韓合同軍事演習が行われていた時期です(注3)。
そして今年の米韓合同軍事演習は、3月に終わらず、4月末まで続いています。その上、B2やF22など最新鋭の兵器までも動員されています。2.2013年の米韓合同軍事演習時、北朝鮮はまたもミサイル発射を強行するのか
北朝鮮のミサイル発射実験に関して、前回は2009年4月5日に強行されています(注4)。
このような過去の例を想起すると、2013年4月の何日かに、北はまたもミサイル発射実験を行う可能性は非常に高いといえます。
本ブログでは、北のミサイル基地を仕切っている北朝鮮軍部と日本を私物化している米国戦争屋は水面下でつながっているという見方を取っています。
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.687の注記をご覧ください。
その観点から、2013年1月、米オバマ政権二期目発足以前の北朝鮮ミサイル発射事件に、闇で米戦争屋の北朝鮮ハンドラーが関与してきたと読んでいます。
ところが、2013年4月、もし、北朝鮮がまたもミサイルを発射する場合、それまでとは異なる米情勢が背後に存在するとみています、なぜなら、現在の米国防長官ヘーゲル氏は米戦争屋の猛反対を押し切って国防長官になったアンチ米戦争屋に属する人物だからです。今回、北のミサイル発射強行に対するヘーゲル氏の意思決定は、米国防総省を仕切ってきた米戦争屋以外の勢力の影響を受けるのではないかとみなせます。
本ブログでは、もし、北がまたもミサイルを発射したら、ヘーゲル国防長官の指揮下で米軍による北のミサイル迎撃と北のミサイル基地への空爆を実行して欲しいと密かに期待しています(注5)。3.米オバマ政権の黒幕は北朝鮮脅威の排除を狙っているのではないか
米オバマ政権一期目では、米戦争屋系のヒラリー・クリントン元国務長官一派を通じて、米オバマ政権の極東外交に米戦争屋の意思が一定程度、反映されていましたが、今回は米情勢が異なります。
その証拠に、2012年5月、オバマ政権一期目の末期、米軍はロシア軍と米国内で合同軍事演習をやっているのです(注6)。このようなことは、ブッシュ米戦争屋ネオコン政権時代には想像もできなかったサプライズです。
さらに、その後の2012年6月から8月にかけて、米海軍主導で行われたリムパック2012にもロシア海軍が初めて招待されています(注7)。このリムパックは1971年に開始されています(注8)が、米ソ冷戦時代の軍事演習企画ですから、本来、ロシアは仮想敵国だったはずです。
さらに、2012年当時のパネッタ米国防長官は、次回のリムパック2014にナナナント中国海軍を招待しているのです!(注7)。
この米情勢変化から、2013年の北朝鮮の置かれた情勢はこれまでと大きく異なっています。今の北朝鮮は米オバマ政権の黒幕(米戦争屋とは呉越同舟のライバル)から完全に孤立化させられているわけです。極東軍事情勢では、すでに北は米露中に完全包囲された格好になっているわけです。4.2013年における北朝鮮脅威は米戦争屋とアンチ米戦争屋の代理戦争の表れか
本ブログNo.716にて、米オバマ政権二期目において、政権内で対立する二つの勢力、すなわち、反戦派のアンチ戦争屋勢力と、好戦派の米戦争屋ネオコン残党の間で暗闘が起きているのではないかと指摘しました(注9)。
今回、北朝鮮がミサイルを発射すれば、それに対する米国の反応によって、上記の暗闘に一定程度、決着が付くことになります。
本ブログは、今回、北朝鮮脅威の排除に向けて、米軍による北爆が行われることを期待したいと思います。
ちなみに、1994年、当時のクリントン米民主党政権時代、徴兵忌避容疑のある反戦派クリントン大統領は北朝鮮への空爆を計画していました(注10)。だから、北朝鮮軍部と水面下でつながっていない現オバマ米民主党政権なら空爆する可能性は十分あります。注1:光明星3号1号機
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E6%98%8E%E6%98%9F3%E5%8F%B71%E5%8F%B7%E6%A9%9F
注2:本ブログNo.529『米軍は3.11に事前準備していた?:われら国民は悪役ケヴィン・メア氏(元・米国沖縄総領事)の意味深発言に再度、傾注すべし』2012年2月13日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/28447602.html
注3:本ブログNo.135『韓国哨戒艦艇「天安」事件:第二のトンキン湾作戦の失敗だった?』2010年6月1日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/14656817.html
注4:北朝鮮によるミサイル発射実験
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%99%BA%E5%B0%84%E5%AE%9F%E9%A8%93_(2009%E5%B9%B4)
注5:本ブログNo.738『ヘーゲル米国防長官が北爆を断行すれば“在日米軍撤退”の端緒が切り開かれる可能性が浮上:日米安保マフィア真っ青!』2013年4月4日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31736251.html
注6:The Voice of Russia“露米特殊部隊コロラド州で初の合同テロ対策演習”2012年5月30日
http://japanese.ruvr.ru/2012_05_30/robeitokushubutai-kororado-goudouterotaisaku-enshuu/
注7:本ブログNo.647『米国防長官重大発言:環太平洋合同軍事演習リムパック2014に中国を招待?自民・民主の親米右翼、日米安保マフィア、石原都知事、ネットウヨ、マスコミも真っ青!』2012年9月20日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/30489123.html
注8:環太平洋合同演習
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E5%90%88%E5%90%8C%E6%BC%94%E7%BF%92
注9:本ブログNo.716『オバマ政権内の反戦主義閣僚と米国戦争屋の暗闘開始:極東米軍リストラのために北朝鮮脅威に終止符が打たれるかも』2013年2月3日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31380269.html
注10:NHK平和アーカイブス“1994年、米クリントン政権、北朝鮮の核施設の空爆破壊計画”
http://www.nhk.or.jp/peace/chrono/chrono_13.html