明日の小沢一郎裁判は、無罪判決か公訴棄却以外はあり得ないと思います。もし日本が、ならず者に支配された奴隷国家ではなくまともな法治国家であれば。
しかし、もっと重要なことは、今回の裁判自体がそもそも「無効」である可能性が高い。
森ゆうこ議員は、詳細な調査の結果、強制起訴の前提となった検察審査会じたいがヤラセだったと言っています。検察審査会の報告書自体が「ねつ造」だったようです。
ですから、今回のこの裁判は、裁判じたいが無効ですね。
有罪か無罪か、そんなことはどうでもいいことです。
この裁判自体が捏造であり謀略なのです。
日本の検察とそれをコントロールする裏権力による茶番劇。
●森ゆうこ議員のブログ
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2012/04/post-2545.html
日本外国人特派員協会 会員各位
議会制民主主義の危機 「小沢裁判の違法性について」
東京第五検察審査会の「起訴議決」による「小沢裁判」が明日4月26日、判決を迎える。
一昨日我々は、別紙のとおり、衆参両院議長に対して「検察審査会の実態調査を目的とする法務委員会秘密会の開催について」の要請を行った。2日間で集まった136名の国会議員の署名を添付したところである。
密室で行われた11人のくじで選ばれた国民による「起訴議決」の違法性については、別紙要請文に述べたとおりであるが、その審査の資料は東京地検特捜部が作成した「捜査報告書」である。昨日発売された週刊誌「週刊朝日」に、その一部が暴露されたが、検察は証拠がなくて小沢氏を起訴出来なかったにも関わらず、犯罪事実が確定されたと記載している。これは、捜査当局による「有印公文書偽造」であり、明らかに犯罪である。
一人の政治家を有罪にするために、密室で、しかもいわば法律には素人の審査員を「起訴議決」に導くために、ねつ造された報告書が提出されたことが判明した以上、この裁判はただちに取りやめるべきであり、「捜査報告書」のねつ造に関わった関係者は厳正な処分を受けるべきである。またこれは組織的でなければ行い得ないことである。そうであるとすれば、日本国憲法に規定された正当な選挙で選ばれた国民の代表であり、国権の最高機関の一員である国会議員、しかも、そのような謀略がなければ総理大臣になったであろう人物を、捜査当局が不当に弾圧できることになり、これは、我が国の民主主義の根幹を揺るがすものである。
日本のマスメディアは、このような事実を正しく報道しないばかりでなく、メディアスクラムによってその謀略に加担してきた。
私は、真実を国民や世界に知らせるために、日本外国人特派員協会会員各位のご協力を切にお願いするものである。
2012年4月25日
前文部科学副大臣参議院議員 森ゆうこ