世田谷ラジウム放射線騒動は放射線ホルミシス効果の実証事例ではないだろうか


(床下にあった放射性ラジウム

今夜は、リビアを素晴らしい国にした亡きカダフィ氏に対するオマージュを捧げる話にしようと思ったけれど、先日の世田谷放射性ラジウムの話について興味深いブログを見つけたので、急遽、これをまず紹介させていただきます。

毎時600マイクロシーベルト放射線を発生するラジウム226が床下に置かれていて、その上で50年間も過ごしていた方が現在も92歳でご健在だった。そのご家族の方々も健康に異常はないらしい。現在は住まわれてはいませんが、この事実は、閾値派の我々にとってとても興味深い。

この毎時600マイクロシーベルトという値は、札幌医科大教授の高田純博士によれば、遮蔽物などの影響により、毎時10〜20マイクロシーベルトの被曝と推定されるので、年間90〜180ミリシーベルトの被曝になるだろうと述べている。

ということは、世田谷騒動は、100ミリシーベルト/年程度の放射線はむしろ健康によいレベルであるという閾値説や放射線ホルミシス説が実証された事例の一つと考えられないでしょうか?

武田邦彦先生のこれまでの「トンデモLNT仮説」に基づく主張(ただし3.11以降の主張)によれば、この92歳のお婆さまは、とっくの昔に白血病か癌で亡くなられている筈だ。

しかし、執念深い武田先生なら、この事例について以下のように答えるかもしれません。


「いや、物事には例外があるのですよ。例外のない原則は無いって言うでしょ。まあ、放射線に強い人もいるってことですな。個人差ですな、個人差。放射線は低線量であろうとなかろうとすべて身体にとって有害なのです。危険なのです。放射能はこの世界にあってはならないものなのです。ICRPの基準は絶対なのです・・・・」


もはやこのような言説を未だに撒き散らしつづけている「放射能コワイコワイ派」の言うことは、申し訳ございませんが、もう無視するしかありません。

【参照】
●ブログ「シニアの海外ステイ−2」
世田谷の放射線騒動、年間100ミリシーベルトが最適を立証!
http://nangoku851.at.webry.info/201110/article_9.html