人工地震説の検証(37)

東電の新たな「解析」によれば、1号機は地震発生の16時間後に既にメルトダウンしていたらしい。2800℃で溶けた核燃料が圧力容器の底部に落ちて、そこで何事もなくアンパン状に固まった(小出先生のアンパン仮説)。ちょっと信じられない。武田邦彦先生の見解が聞きたい。

今後の工程表によれば、東電は今回の「メルトダウンの嘘」をコンクリートで固めて証拠隠滅するつもりなのか。

もう東電の解析や嘘におつきあいするのが疲れてくる。

だからもっと本質的なことを考えよう。

今回、マスコミは東電問題や原発利権問題を声高に言っているけれど、マスコミはどうか。マスコミ利権の方がもっと巨大ではないか。どのような業界にも利権は存在し、それが社会の活力となっているのは現実だ。(原発については、ぼくは「反」原発ではなく「脱」原発派ですが)

原発のような超巨大な利権もあれば中小企業業界の小さな利権もあるだろう。マスコミだって公務員だって官僚だって利権システムのなかで生きるしかない。だから利権の存在そのものは本質的な問題ではないのだろうと思う。自分は如何なる利権とも無関係です、などと確信をもって言える大人は極めて少ないのでは。

問題は、東電と原発利権の関係ではなく、東電が911自作自演テロのときのアルカイーダのような役割をしているのではないか、ということ方が重要ではないか。そして、国民の不満を東電や官政権に集中させることで「利益」を得ている者たちがいるのではないか。

911→アルカイーダ
311→東電

東電や官政権そのものよりも、東電や政府を操っている勢力に焦点を向けよう。平和で天国のような世界と日本を取りもどすために。