小林よしのりはがんばっている。僕と同期(同年生まれ)で親近感がある。だけではなく、確かによく勉強している。いわゆる「A級戦犯」という言葉自体がすでにおかしい。なぜこんないい加減なことばが未だに流通しているのか。戦後の日教組教育のおかげか。東京裁判は「裁判」なんかではなかった。戦勝国によるどさくさ紛れの私刑(リンチ)。弁護団による反対尋問も却下、裁判長に対する忌避の申し立ても却下(充分な忌避理由があった)。戦争という外交交渉の一形態と戦争犯罪を混同している。戦争犯罪を裁くのであれば戦勝国の国々こそ裁かれるべきであった。などなど。近代史をもう一度、先入観なく学習すべきである。特定の思想に染まらないで。
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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