2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

6時38分の電車に間に合う。近郊にある某企業の研究所に打ち合わせに。若い工学博士たちに発明の内容を聞く。一人は日本人でもう一人は中国人。でも日本語はとても流ちょう。研究者と話していると、いつも日本の基礎研究もまんざらではないなと思う。

百花譜百選

木下杢太郎の植物画。美しい本。岩波文庫のなかで最も美しい本。医師であり作家でもあった杢太郎が、昭和18年3月10日から昭和20年7月2日の入院の前日までの約2年間に描いた総計872点の植物画のなかから100点と日々の記録。杢太郎という人は…

生活の道具−つくる人

盛岡・南部鉄器、大館・曲げわっぱ、多治見・木工、常滑・ガラス、山中・漆芸、萩・陶芸などなど、旬の個人作家を取材したもの。萩の陶芸家・濱中史朗さんがなかなかいい。

日本鍛冶紀行

日本全国の鍛冶職人をめぐる写真集。こういう現場の本にはドキドキします。職人の顔もいい。日本にはすごい鍛冶文化がまだ根強く存続している。日本鍛冶紀行―鉄の匠を訪ね歩く (ワールド・ムック (633))作者: かくまつとむ出版社/メーカー: ワールドフォトプ…

名古屋から東京へ。 名古屋駅のホームにて名物のきしめん(牛肉と卵入りで600円也)。そこで一句。 きしめんをホームですする夜寒かな 老月

東京はどんよりとして寒い。今日は朝の新幹線にて大阪に出張。新幹線の中で同僚と打ち合わせをしながら大阪に向かうので、持ってきた本が読めない(涙)。

絵本の力

BSの朝の週間ブックレビューで柳田邦男さんが出ていた。人間は一生の間に3回絵本に出会う機会がある。最初は子どもの時、2番目は子育ての時、3番目は自分で読む時。しかし、たいていの場合は、子育てが終わると絵本とバイバイの人がほとんど。これはも…

次男は都の陸上競技大会へ。三男は野球の練習日。

三男は少年野球へ。今日は元プロ野球選手の指導があったらしい。 先日買った本をとばし読み。 技術者のためのマネジメント入門 伊丹敬之・森健一技術者のためのマネジメント入門―生きたMOTのすべて作者: 伊丹敬之,森健一出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売…

イラスト術

イラストの勉強というか、モノやコトを絵やイラストで表現することの重要性を最近強く思う。何かいい教材はないか、と物色中。山田雅夫さんの本を勉強してみます。スケッチは3分 (光文社新書)作者: 山田雅夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/11/16メディ…

屋井先蔵メモ

屋井先蔵が明治18年11月もしくはそれ以前に「乾電池」の発明を完成させていたことの証拠となりそうな文書を見つけました。東京大学の図書館にてその文書のマイクロフィルムの複写をさせていただく。この証拠をさらに補強するものはないか。

昨夜は丸の内のタイユヴァンで会食。トイレに1982年のペトリュスが飾ってありました(^_^;)。午前様。

帰りの電車が信号機故障で立ち往生。結局、家にたどり着くのに3時間かかる_| ̄|○ でもしっかり本が読めてよかった。

早朝3時からNHKのラジオ深夜便。浜なにがし作品の歌謡曲。舟歌など。 俳人である黒田桃子さんのもんぺの話。絣の話。桜花巡礼の話。黒田さんの話はおもしろい。 BSで週間ブックレビューを見る。塩野七生さん。 三男は少年野球の初練習へ。夜はみんなで…

技術のネオテニー学説

栗原史朗氏の技術のネオテニー説の検討。これは重要なテーマである。人間の技術活動の根源性と芸術や科学との関係。もう一つは、技術活動と経済活動の関係がどうなっているのか。オートポイエーシス理論によってこれらを考えてみたい。

早朝、NPRラジオでScience Fridayを聞く。アメリカで水銀汚染が拡がっているという話と重力の研究の話。重力とはそもそも何か。 三男はお絵かき教室のあと、習字の入賞展覧会に(銀賞おめでとう)。午後はピアノ教室に。忙しそう。近所の知人の御尊父のお…

栗原史朗「これからの技術哲学」

栗原史朗さんの本がおもしろい。守備範囲が広い。オルテガからポランニーまで。ネオテニー説まで言及しているのには驚いた。現在は一橋大学の教授でたいへんアカデミックな先生でありながら、とても柔軟。

昨夜は午前様。でも今朝5時には目覚める。歳を取ったということか。それともワインが疲労解消に効いたか。

今日は丸の内某所のフレンチレストランにて新年会。カヴァのあと、シャブリ、サンジョベーゼ。ちと飲みすぎたか。

昨日今日とバタバタといろいろなことがありあれこれと心が動きましたが、そのようなことはどうでもいいことではないか。12年前の今日この日に被災されたすべての方々に哀悼の意を捧げ黙祷いたします。

家を出るときはまだ暗い。駅への路の途中で東の空がオレンジ色に染まり始める。野鳥たちが活動をし始める。朝はいつもその都度美しい。6時48分の電車に間に合う。 先日、古本屋で見つけた栗原史郎さんの技術哲学の本を読み始める。

今朝は快晴でひんやりとし日差しは暖か。 午前中は懸案に仕事を数件済ませ、午後から横浜に日帰り出張。

技術史関係書籍

神保町の明倫館にて購入した掘り出し物メモ。 日本技術史研究 吉田光邦 昭和36年 学芸出版社 工作機械発達史 奥村正二 昭和16年 科学主義工業社 技術進化史 西村真次 昭和15年 明治書院 技術と文化 ウルリヒ・ヴェント 昭和14年 河出書房 技術の思想…

里川の可能性

里山という言葉はあるが、「里川」は知らなかった。いい言葉だ。「近代化」の過程で川の管理を行政に押しつけてきたおかげで、身近な川が荒れている。「兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川」の川が汚濁の水路になりはてている。里の川を取り戻すための歴史的…

道具学会

水天宮のロイヤルパークホテルにて行われた道具学会の創立10周年のイベントにいく。生命誌研究者のあこがれの中村桂子さん、人類学者の川田順造さんと石毛直道さん、古代発火法の権威で僕の尊敬する岩城正夫さん、東大の昆虫の飛翔研究で有名な東昭さんが…

某大学の先生とメールでやりとりしながらなんとか明細書をまとめる。来週の発表までに出願を完了しなければならないので綱渡りの日々。やっと最終の仕上げが終わった。週末はゆっくりしたい。

早朝から仕事を始めたわりには、会議と出張が入って効率の悪い一日。 千葉での打ち合わせで会った発明者は過労死寸前の働き者。日本の物づくりはこのような職人気質の技術者が船のバラストのように頑張っておられるのかと感銘を受けた。数ミクロン、数グラム…

東京裁判

東京裁判のことは意外と知られていない。この本によってはじめてその実態を垣間見ることができた。61年前に2年6ヶ月の期間と27億円の費用(当時)をかけて遂行された世紀の空前絶後の「裁判」。これはあらゆる意味において裁判とは言い難い、裁判に名…

昨日見学した両国の江戸東京博物館はなかなか圧巻でした。江戸城展と北斎展も同時に見ました。北斎の原画はすばらしい。この博物館は照明がやや暗すぎるのでは。次回は一日たっぷり時間をかけてじっくり見学したい。お昼に食べた元大関霧島の「霧島」という…

6時半頃起床。ホテルの庭には成人式の振袖姿がちらほら。これから両国の江戸博物館に。