絵本の力

 BSの朝の週間ブックレビューで柳田邦男さんが出ていた。人間は一生の間に3回絵本に出会う機会がある。最初は子どもの時、2番目は子育ての時、3番目は自分で読む時。しかし、たいていの場合は、子育てが終わると絵本とバイバイの人がほとんど。これはもったいない。柳田邦男さんは、お子さんを亡くされてしばらくたって、本屋さんの絵本売り場で昔お子さんに読み聞かせていた絵本を見つけて、あらためてしみじみと感動し、絵本の世界とそのパワーに目覚めたという。大人になってこそ絵本を読む価値がある。まったくその通りだと思う。番組で採りあげられていた「エリカ」と「あの森へ」をアマゾンで注文。