『ブチャの大虐殺はロシア軍の戦争犯罪』というトンデモ言説が日本で既成事実化していることに強い憤りを感じます

昨日のテレビ報道でも、「ブチャ虐殺のような」ロシアによる戦争犯罪が後を絶たない、などという、キエフ政権の一方的プロパガンダを流しており、唖然としました。まあ、いつものことですが。ただし、この「ブチャ虐殺のような」という枕詞は日本のテレビ局で付加しているような感じでした。(つまり、あまりに嘘がバレバレなのでキエフ政権さえも最近はいわなくなっているのではないか)

つまり、日本においては、『ブチャの大虐殺はロシア軍の犯罪』というトンデモ言説が既成事実化しており、これに異論を唱えることはとても難しい状況なのです。


先日の岸田首相のブチャでの献花は決定的でした。まことにマズいことをやっちゃってくれました。
gyou.hatenablog.com
https://gyou.hatenablog.com/entry/2023/03/22/163350



しかし、一方で、ブチャの大虐殺がウクライナ軍による自作自演であったことを暴く元医療ボランティア兵の証言が注目されています。

アドリアン・ボケ氏の証言★ 医療ボランティア兵の見たウクライナ現地と報道の食い違い。【RT France】日本語字幕
https://rumble.com/v2az9re--rt-france.html
rumble.com

【動画の内容】
♣♠ 目撃 ブチャの遺体は別の村から運ばれて撮影された。♣♠
「医療ボランティア兵の見たウクライナ現地と報道の食い違い。 目撃証言。ブチャ遺体は別の村から運ばれてジャーナリストが待ち構えているところに置かれた。ウクライナのナチズム。住民たちは撮影禁止、他言無用 。」 
★☆「フランス人ジャーナリスト、アドリアン・ボケ氏が2023年2月25日にロシア国籍を取得した。
ロシアの市民権を与える政令は、ウラジーミル・プーチンによって署名された。
この文書は、法的情報の公式ポータルで公開されている。
ボケ氏はドンバスで活動し、ウクライナの紛争で積極的に親ロシア的な立場をとったため、国内で迫害を受けた。
彼は、『ブチャ』での出来事がウクライナ軍の挑発であると公に宣言した最初の西側記者の一人であった。
2022年9月にトルコでウクライナ民族主義者に襲撃され暗殺されそうになったが一命を取り留めた。
その後、記者はロシアの市民権を求めることにし、彼は2022年12月に政治亡命の申請を行った。」
↓『アドリアン・ボケット氏*関連tweet』《@matatabi_catnip》
https://twitter.com/matatabi_catnip/status/1629607748798226433
https://twitter.com/matatabi_catnip/status/1575367592482586624
アドリアン・ボケット氏*関連動画』
ウクライナ人道支援 現地の状況 元フランス兵インタビュー Adrien Bocquet SUD RADIO 2022/05/10
https://youtu.be/sCgcORXilYo
『ブチャの虐殺*関連動画』
『ブチャの虐殺』のタイムライン★首謀者として疑われる「ボツマン(セルゲイ・コロキックー)」★スコット・リッター氏の見解, etc.
https://rumble.com/v107f9x--etc..html
《kojicosi》bitchuteチャンネル
https://www.bitchute.com/channel/CL7NtFJFOvvv/
《kojicosi》bitchuteサブチャンネル
https://www.bitchute.com/channel/IllC43ZIFRAt/

【参考情報】
■市民虐殺の濡れ衣をかけられるロシア
2022年4月8日   田中 宇
https://tanakanews.com/220408bucha.htm
tanakanews.com


■Tentative Conclusions on Bucha: A Small My Lai?
by Gordon hahn
May 10, 2022
https://gordonhahn.com/2022/05/10/tentative-conclusions-on-bucha-a-small-my-lai/
gordonhahn.com


■2022.5.5 なぜマスコミはウクライナのブチャについて突然沈黙したのか? 【及川幸久−BREAKING−】
www.youtube.com




ところで、最近、あの東野先生が、西側の報道(BBCやNYT)によってロシアのブチャ虐殺は確定した事実だから、ロシアも何も言わなくなっているとテレビで仰っておられましたが、そんなことはありませんよ。

■Russia Calls for Probe Into Bucha Events, Asks UN for List of Victims
ロシアはブチャ事件調査を呼びかけ国連に犠牲者リストを要求
sputnikglobe.com

http://eritokyo.jp/independent/Ukraines-war-situation-aow3170.htm

ロシア外務省のスポークスウーマン、マリア・ザハロワは、ロシアのモスクワでの毎週のブリーフィングに出席した。
2023 年 3 月 30 日 © Sputnik / ロシア外務省

本文

モスクワ(スプートニク)-ロシアは、キーウ近郊のブチャ市での昨年の出来事に対する独立した調査を求め、国連に犠牲者のリストを公開するよう求めている、とロシア外務省のスポークスウーマン、マリア・ザハロワは木曜に述べた。

 「私たちはもう一度言っています。真実を見つけるためには、公正で公平な独立した調査を実施する必要があります。その調査は、死体の識別、時間、死因の4つの質問に答えることに焦点を当てる必要があります。遺体が搬送された可能性がある」とザハロワ氏は記者会見で語った。

 ロシアは、事件の際に死亡したブチャの居住者の完全なリストを国連に要求したが、組織はまだそのようなリストを提供していない、とザハロワは付け加えた。

(翻訳: 青山貞一(東京都市大学名誉教授))

■【字幕付き】ブチャの真実「ブチャの虐殺の犯人はロシアではない」
https://www.youtube.com/watch?v=1zOhEjDrb7w
www.youtube.com



plaza.rakuten.co.jp
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202302140000/

 本ブログでも繰り返し書いてきたが、ウクライナの問題を話し合いで解決する動きをアメリカ/NATOは昨年3月上旬から壊しにかかっている。この辺の事情はイスラエルの首相だったナフタリ・ベネットも語っている。

 ベネットは2022年3月5日にモスクワでウラジミル・プーチンと数時間にわたって話し合い、ウォロディミル・ゼレンスキーを殺害しないという約束をとりつけた。ベネットの仲介によるロシア政府とウクライナ政府は話し合いで双方とも妥協、停戦は実現しそうだった。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はNATOへの加盟を諦めた。ウクライナの治安機関SBUがキエフの路上でゼレンスキー政権の交渉チームに加わっていたデニス・キリーエフを射殺したのはその3月5日だ。

 4月に入ると西側の有力メディアはロシア軍がブチャで住民を虐殺したと宣伝し始める。マクサー・テクノロジーズなる会社から提供された写真を持ち出し、3月19日に死体が路上に存在していたと主張しているが、疑問が噴出した。アメリカ/NATOキエフ政権による偽情報の流布だったことは決定的だが、ベネットによると、このブチャ騒動でイスラエルが仲介した話し合いは壊れたという。

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https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202302070000/

 4月に入ると西側の有力メディアはロシア軍がブチャで住民を虐殺したと宣伝し始める。マクサー・テクノロジーズなる会社から提供された写真を持ち出し、3月19日に死体が路上に存在していたと主張しているが、疑問が噴出した。

 例えば、比較のために載せられた2月28日の写真に比べ、3月19日に撮影されたとする写真の解像度が悪すぎるのはなぜかということ。影や天候の分析も西側メディアの主張を否定する。19日から約2週間、道路上に死体は放置されていたことになるが、その間、氷点下になったのは28日の早朝だけ。29日には17度まで上昇している。つまり死体は腐敗が進んだはずだ。

 キエフの周辺で拷問を受け、殺害された死体が発見されているが、その一部が白い腕章をつけていることも注目されている。ロシア軍を意味するからだ。また、ロシア軍が配った食糧を持っている人もいたとされている。ロシア軍が撤退した後、親衛隊はロシア軍に対して友好的な態度を示していた市民を殺して回ったとも言われている。

 4月2日にはネオ・ナチを主体に編成された親衛隊の大隊(アゾフ特殊作戦分遣隊)がブチャに入っているとニューヨーク・タイムズ紙には報じたが、アゾフと同じネオ・ナチでライバル関係にあるというボッツマンのチームも4月2日には現場へウクライナ警察の特殊部隊と入っているという。ボッツマンのチームはウクライナ軍を示す青い腕章をつけいない人物の射殺を許可されていたとされている。

 その2日、ウクライナ国家警察は自分たちが行った掃討作戦の様子をインターネット上に公開した。そこには大破した自動車の中に死体が映っていたものの、そのほかに死体は見当たらない。そこで、親衛隊の犯行を知っている国家警察は死体を隠したのではないかと疑う人もいる。国家警察はブチャで親衛隊と行動をともにしていたので何が起こったかを知っていたが、その死体を親衛隊が何に使うつもりかを知らなかった可能性がある。

 つまり、ブチャでの住民虐殺はロシア軍と友好的に接した住民を親衛隊が殺した可能性が高いのだが、ベネットによると、その事件によってロシア政府とウクライナ政府の停戦交渉は壊れた。


■不自然な点が多すぎるブチャの虐殺話
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 キエフから63キロメートルほど北にあるブチャで住民が虐殺されたと4月3日に報道された。ウォロディミル・ゼレンスキー政権はロシア軍によるものだとしているが、不自然な点が指摘されている。

 ロシア軍は3月30日にブチャから撤退を完了、31日には市の職員がフェイスブックで喜びを伝えているが、虐殺の話は出ていない。ニューヨーク・タイムズ紙によると、4月2日にはネオ・ナチを主体に編成された親衛隊のアゾフ大隊(アゾフ特殊作戦分遣隊)がブチャへ入っている。

 ロシア軍が住民の犠牲を厭わなかったならば、はるか前にキエフは制圧されていたが、そうしたことにはなっていない。ニューズウィーク誌によると、軍の情報機関DIAは長距離ミサイルが攻撃しているターゲットは軍事施設だと説明、住民が狙われているとする話を否定している。またアメリカ政府が宣伝している生物化学兵器による「偽旗攻撃」について、アメリカ国防総省の高官はロシアによる化学兵器生物兵器の攻撃が差し迫っていることを示す証拠はないと語っている。

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、ウクライナの戦争は2014年2月にクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ政権を転覆させたところから始まっている。

 ヤヌコビッチの支持基盤だった東部や南部の地域では反クーデターの機運が高まり、クリミアでは3月16日にロシアとの統合を求める住民投票を実施、80%以上の住民が参加、95%以上が加盟に賛成した。この住民投票では国外からの監視団が入り、日本やアメリカに比べれば遥かに公正なものだったと考えられている。

 こうした動きを懸念したのか、ジョン・ブレナンCIA長官が4月12日にキエフを極秘訪問、クーデター政権は14日に東部や南部における制圧作戦を承認する。22日にはジョー・バイデン米副大統領もキエフを訪問した。

 ヤヌコビッチの支持基盤に含まれていたオデッサでは5月2日に右派セクターが反クーデター派の住民を虐殺している。サッカーの試合を見にきていたフーリガンを挑発して広場へ誘導、市民を労働組合会館の中へ入れたのだが、そこでネオ・ナチのグループが反クーデター派の市民を虐殺している。

 50名弱が殺されたと伝えられている。大半は焼かれているが、棍棒などで殴り殺されたり射殺されている人が少なくない。周りが焼け焦げていない場所に焼かれた死体が置かれているため、殺した後に襲撃グループが移動されたということだろう。

 しかし、これは地上階で発見された死体の話。地下ではさらに多くの人が殺されたと言われている。住民の話によると、120名から130名が殺され、その大半は運び去られたという。この虐殺事件で中心的な役割を果たした右派セクターは2013年11月にドミトロ・ヤロシュとアンドリー・ビレツキーが組織した。

 ヤロシュは2007年にNATOの秘密部隊ネットワークに組み込まれたが、その当時アメリカのNATO大使を務めていた人物がクーデターを指揮することになるビクトリア・ヌランドだ。昨年11月2日、ゼレンスキー大統領はヤロシュをウクライナ軍のバレリー・ザルジニー最高司令官の顧問に据えた。

 クーデター直後、ウクライナの軍や治安機関の中にもクーデターに反発するメンバーが少なくなかった。一部はドンバスの反クーデター軍へ合流している。

 そうしたこともあり、クーデター政権は3月13日、内務省に親衛隊を設置。オデッサで住民が虐殺された3日後、右派セクターが中心になって「アゾフ大隊」が創設された。その後、この武装組織は親衛隊の「アゾフ特殊作戦分遣隊」として活動する。その拠点がマリウポリ。この武装グループを当初、率いていたのがビレツキーだ。

 オデッサの虐殺から1週間後、クーデター政権はマリウポリ市に戦車などを突入させて市内を破壊、非武装の住民を殺害している。5月9日はソ連ナチスに勝ったことを記念する戦勝記念日で、住民は外で祝っていた。そこへキエフのクーデター軍が突入したのだ。ここからドンバスの戦争は始まる。

 この制圧作戦はロシア語を話すウクライナ国民を虐殺する民族浄化作戦でもあったが、これを作成したのはアメリカ国防総省系のシンクタンク、RANDコーポレーションだと推測されている。