ミハイル・シュヴィトコイ氏(大統領特別代表)の言葉に、そうだそうだと頷きながら目頭が熱くなった。
シュヴィトコイ氏:「文化交流の分野では、ロシアと日本の関係は、他のどの分野よりも良好です。日露の文化交流の質は失われていません。ウクライナでの特別軍事作戦の開始よりも、パンデミックの方が影響は甚大でした。日本の対ロシア制裁があっても、アンチ・ロシアのレトリックがあっても、文化交流は従前通りのレベルを保っています。今は極めて深刻な政治危機ではありますが、日本人のセンチメントがアンチ・ロシアだとは思いません。」
東京で27日に行われた安倍晋三元首相の国葬には、34人の国家元首と14人の元国家元首、皇室の方々など約4300人が参列した。ロシアからは、ミハイル・シュヴィトコイ大統領特別代表(国際文化協力担当)、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使が出席した。この国葬後、スプートニク特派員はシュヴィトコイ氏に式典の印象や露日文化における安倍首相の貢献について質問を行った。