ウクライナ対ロシアという構図なの?
27,615 回視聴2022/03/02
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ウクライナにロシアが攻めて来た、、、確かにその通りですが、では、ウクライナとロシアが戦争しているのでしょうか。
ロシアはウクライナと戦争するために侵攻しているという考えもありますが、ウクライナにいるある勢力をつぶすために来ているとも言えます。
そのためには、ロシアは何でもするかもしれない点がけっこう怖いわけですが、では、ロシアは何と戦っているのか、、については、メディアは一切伝えません。メディア自体がその一部なので、当然と言えば当然です。
そして各国は一斉にロシアを非難し、経済的、金融的制裁に出ました。これも当然のことだと思います。ロシアのやっていることを看過できないのも当たり前です。
しかし、物事には表と裏があります。各国は、ロシアが戦っている相手をよく知っており、自分らも渋々それに従ったり、脅されたりしたことがありますので、よくわかるわけです。
ロシアの決断を知った各国は、複層的な対応を余儀なくされます。表向きはロシア批判、これは当然ですが、本音の部分では、軍事的支援はそこそこでしかできない、、、となるはずです。なぜなのでしょう。第三次大戦になることを防ぐ意味もありますが、ロシアがやるなら見て居よう、、、との思いもあるからです。
国家成立の条件は、本来は、民族や文化で統一されている総合の姿として国家が成立すること。これはとても自然な形です。しかし、自然でない、不自然な国家成立がこの100年以上にわたって続けられました。ウクライナについてもまったく同様のことが起きたわけです。
民族はロシア、文化もロシア、なのにヨーロッパサイドへウクライナをもっていこうとした勢力が色々な悪事と非人道的な行為をしてきた面が大きかったわけです。
こうした不自然な国家づくりには民主主義礼賛やイメージ主導でメディアが重要な働きをします。そうして多くの新国家、民族や文化に根差さない国家ができてくる流れであったのです。
日本も同じです。従来の日本的なものは重視されず、グローバルな価値が優先する風潮は、すでに日本が不自然な国家運営となっている証しでもあるわけですが、ウクライナにおいてはさらに過酷な状況があったわけです。
こうしてメディアに支えられた不自然な力をつぶしに行く覚悟をもった今回の戦いに、各国首脳はひるんでいるわけです。出口はどうなっていくのか、戦いの終了は何によってなされるのか、よく見つめていたいと思います。そして戦火で苦しむ人々への祈りを欠かしてはならないと思います。不自然な力によって苦しめられている幾多の人々への、祈りへつながって行くことにもなるからです。