群馬大医学部附属病院でもアビガンの臨床研究

群馬大医学部附属病院でもアビガンの臨床研究が始まっている。

いいぞ、いいぞ、その調子。

●アビガン 臨床研究へ 新型コロナウイルスで群馬大など3病院
[2020/03/13]


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群馬大病院

 新型コロナウイルス感染症の治療に効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、群馬大医学部附属病院(前橋市)など県内3病院は12日までに、臨床研究を行うことを決めた。入院患者に投与し、効果を検証。安全性に関するデータを収集する。世界的に感染が拡大する中、治療薬としての有効性を早急に検討し、「必要とする患者に届けたい」としている。

◎20歳以上対象 最大50症例で計画
 前橋赤十字病院(同市)、高崎総合医療センター高崎市)と共同で行う。群馬大病院によると、全国でも先進的な取り組みという。厚生労働省と協議し、実施に向けた態勢を整えた。

 新型コロナウイルス感染症患者のうち、20歳以上で肺炎と診断された人が対象。インフォームドコンセント(十分な説明と同意)を行った上で投与する。県内で患者が増える可能性を踏まえ、3病院合わせて最大50症例で行う計画だ。

 アビガンは国内製薬会社が開発し、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスを含む「RNAウイルス」の増殖を抑える効果が期待されている。新型コロナウイルス感染症患者への投与は全国では一部の医療機関が始めているが、治療薬としての本格的な使用には、臨床研究で科学的なデータを集めることが必要となる。

 臨床研究で中心となる群馬大病院の徳江豊・感染制御部長は「効果のある薬をいち早く患者に届けたい」と話している。

 県内3病院が連携した取り組みについて、山本一太知事は12日の定例記者会見で「希望のある良いニュース」と述べ、県として可能な支援を検討する考えを示した。


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