12月18日に行われた、今年で10回目のプーチン大統領の年末恒例記者会見。
アメリカ大統領選でヒラリーが敗退してくれたおかげで、予定されていた米ロ戦争が回避された。今年一番の慶賀すべき僥倖でありました。
プーチン大統領は、今回の年末恒例記者会見において、「次期大統領(トランプ)および民主党の次なるリーダーたちと実務的かつ建設的な関係が築かれ、米国とロシアおよびその両国民の利益になることを望む」とはっきり宣言しております。
今回の会見動画はすでにアップされておりました。
ロシア内外のジャーナリストたちの質問に答えるかたちで、国内外のあらゆる問題について議論する。この会見のためのIDカードは、ロシア内外を問わず、この会見に関心を持つあらゆるマスコミ関係者が受けとることができ、会見参加者は、政治・経済のみならず、大統領の私生活にいたるまで、どんな質問をしてもかまわないらしい。
この会見、毎回、約4時間にわたって休みなくつづく。しかも誠実かつ体当たりでこれをこなす。しかもユーモアも込めて。
さすが柔道黒帯。63歳だけど、めちゃくちゃタフですよね。
これをプーチンは毎年この時期繰り返し実施しているのだ。
国家のトップでこんなことを毎年やってる国はロシア以外ないのではないだろうか。
以下、ロシア語学習者のために、ロシア語原語の動画と、さらに英語同時通訳の動画を以下に載せておきますね。
プーチンのロシア語は美しい。ロシア語の美しさと強さが際立っております。
●Большая пресс-конференция Владимира Путина
これ↓は英語同時通訳版です。
●Putin holds annual Q&A marathon (FULL VIDEO)