ジャーマンウイングス機墜落事故に関して、ジム・ストーン(Jim Stone)のサイトにとても興味深い記事があったのでメモしておきます。
副操縦士犯行説を覆すかなり重要な証拠についての記事です。
今回の事故に関する副操縦士犯行説の重要ポイントは、機長がトイレに立ったすきに、副操縦士が操縦室のドアを内部からロックしたことにあります。機長を操縦室から閉め出して、意図的墜落に至った。
そして、内部からロックされたことを知った機長はドアを必死で開けようとし、挙句に斧を持ち出してドアをこじ開けようとした、と報道されています。
発見されたコックピットヴォイスレコーダにもその状況を記録されている。ちょっと出来過ぎた演出ですね。
今回の事故機・エアバスA320の操縦室ドアのマニュアルによれば、操縦室内部に異常事態が生じたり、内部から不当にロックされた場合に、機長やフライトアテンダントはドアの解除を要求することができる。
そして、その時重要なことは、アラームが鳴るということです。以下の動画を参照。
●A320 Cockpit Door Video
https://www.youtube.com/watch?v=vRpkvN2KM8I
しかし不思議なことに、ヴォイスレコーダーには、このアラーム音が記録されていない!!つまり、機長はドア解除を要求する通常の手続きをするかわりに、いきなりドアを叩いたり怒鳴ったり斧でドアを叩き壊そうとしたってことでしょうか?
不思議です。
さらに、今回の事故機であるエアバス機のベテランパイロットであるMike Phillips氏の証言記事も興味深い。氏によると、約2時間の飛行で、機長が途中でトイレに行くことは、通常はあり得ないらしい。報道では、搭乗する前にトイレに行く時間がなかった、ということらしいが、150人の命を預かる機長の勤務行動としてそんな話は信じられない。
副操縦士が心の病に苦しんでいたという報道も根拠がアヤシイ。元ガールフレンドの証言も信用できない。
副操縦士の自宅から破られた精神科医の診断書が発見されたり、大量の抗鬱剤が発見されたという話もなんだか怪しい。悪意のある捜査当局がそのような偽造証拠を細工することは、よくある話ですよね。その気になれば、どのような証拠捏造も可能です。
2001年の911同時多発テロ事件発生後すぐに主犯がビンラディンだといち早く特定されたときの状況にとても良く似ています。
副操縦士を犯人に仕立てるための偽装ストーリーは、ちょっと無理があったようです。
では、副操縦士犯行説がウソだとすると、真犯人はいったい誰か。
ジム・ストーン氏はすでに答えを出している。
http://82.221.129.208/
機長と副操縦士は、墜落前にすでにコックピット内で(遠隔操作で発生する神経ガスで?)意識不明の状態にさせられていた。
そして、飛行機は自動遠隔操作によって乗っ取られた状態でアルプス山腹に激突した。
犯行はフランス政府(仏軍部)内部の組織内組織によって実行された、というもの。
では、いったい何のためにそのような惨たらしいことを?
謎は深まるばかり。