4形態に変形できる超小型モビリティー「ILY―A(アイリーエー)」(アイシン精機と千葉工業大学)【追記あり】


日刊工業新聞で見たこの乗り物に注目。

アイシン精機千葉工業大学が開発した、利用状況に応じて四つの形態に変形できる超小型電動モビリティー「ILY―A(アイリーエー)」。


ビークルモード、キャリーモードのほかに、足でこぐ「キックボードモード」、荷物を運ぶ際に使う「カートモード」に変形可能。なかなかおもしろいじゃないか。


この開発品は重さが40キロと重いが、今後は重さ10キロを目指すとか。

カーボン技術を駆使して5キロくらいにしてほしい。


アイシン精機のサイト
http://www.aisin.co.jp/news/2015/010250.html

アイシン精機千葉工大、4形態に変形できる超小型モビリティー「ILY―A」開発
日刊工業新聞(掲載日 2015年03月18日)

 アイシン精機千葉工業大学は17日、利用状況に応じて四つの形態に変形できる超小型電動モビリティー「ILY―A(アイリーエー)」を開発したと発表した。座席があり長距離移動に適した「ビークルモード」や、折りたたんで持ち運ぶ「キャリーモード」などに対応。前方の障害物を検知して自動停止する機能などの知能化技術も搭載した。

 アイリーエーは3輪構成で1人乗り。現在の試作機は最高時速10キロメートル、重さ約40キログラム。ビークルモード、キャリーモードのほかに、足でこぐ「キックボードモード」、荷物を運ぶ際に使う「カートモード」に対応する。同日、都内で記者会見したアイシン精機の江口勝彦常務役員は「今後、試作を重ね、価値と価格が見合うようにしていきたい」と述べた。
 千葉工大未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長は「四つのモードに変形し携帯可能にすることで、既存の車や電車とも併用できる」と説明。持ち運びを考慮し「近いうちに重さで10キログラム台前半を目指したい」と軽量化の目標を示した。アイリーエーは4月14―19日にイタリア・ミラノで開かれる見本市「ミラノデザインウィーク2015」に出品する。


【追記】各モードの動画がありましたので、参考まで。

●ビーイクルモード
https://www.youtube.com/watch?v=rz0Aw3y2NAs


●キックボードモード
https://www.youtube.com/watch?v=12k9C5cxoAc


●カートモード
https://www.youtube.com/watch?v=Ze_85HZGcaU


●キャリーモード
https://www.youtube.com/watch?v=4axFvEoOCOw