ガンが消えた(博多の歴女・白駒妃登美さん)


ちょっと前のラジオ深夜便「明日へのことば」で聞いた白駒妃登美(しらこま・ひとみ)さんの話がちょっと感動的だったのでメモしておきたい。



博多の歴女(リケジョではありませんw)と呼ばれている白駒妃登美(しらこま・ひとみ)さんの日本の歴史の話は勿論おもしろかったのですが、番組冒頭で語られた癌が消えた話にはとても興味をひかれたのです。


 航空会社の客室乗務員の仕事を退職後、ビジネスマナーの講座を担当しながら、子育てに力を入れていたころだった。
 「この状況で助かった人を見たことがありません」。2010年夏、医師から、患っていた子宮頸(けい)がんが肺に転移していると告げられた。
 目の前が真っ暗になり、家に閉じこもった。考えるのは、当時小学生だった長女と長男のことばかり。「私がいなくなったら、この子たちはどうなるんだろう」。夜も眠れず、子どもの寝顔を見ながら泣いて過ごした。
 そんなとき、20年以上も前に本で読んだ正岡子規のことが頭に浮かんだ。子規は病の激痛に苦しみながら文筆活動を続けた。「どんなに苦しくても、今を精いっぱい生きようと覚悟を決めていたに違いない」。このときから、思い煩うことがなくなった。
 心配した友人が「好きな歴史のことを話してみようよ」と、初めての講演会を企画してくれた。日本史の好きなエピソードを人前で話し、ブログで書きつづった。不思議なことに、あらためて病院で検査をすると、がん細胞が消えていた。

http://www.nishinippon.co.jp/feature/story_blue_sky/article/30376
博多の歴女 希望語る がん克服 全国を行脚 福岡市 白駒妃登美さん(49)
2013年08月01日

医者から死を宣告されて、絶望のどん底で何が起こったか?

白駒さんの場合は、絶望の底からある種の光を見たのかも知れません。この心的状態の劇的変容が身体に劇的影響を及ぼして癌細胞が消滅した。


とても不思議な現象ですが、以前触れた寺山心一翁さんの体験と共通するものがあるように思われます。


●がんが消えた(寺山心一翁)
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20120301

●寺山心一翁さん
http://d.hatena.ne.jp/gyou/20120302




【参考】
●白駒さんの公式ブログ
http://ameblo.jp/hitomi-mazenda/

●公式サイト・ことほぎ
http://kotohogi2672.com/


●笑売繁盛本舗 株式会社ことほぎ 白駒妃登美
http://www.youtube.com/watch?v=eFucWLvusGM



●週刊読書のすすめ〜白駒妃登美さん〜
http://www.youtube.com/watch?v=fL24vzb7IEQ