初恋（村下孝蔵） - ホモファーベル庵日誌

６月２４日は村下孝蔵さんの命日でした。４６歳で亡くなった。

１９５３年生まれだから、生きていれば６１歳。

いま生きていたらどんな歌を紡ぎだしてくれただろうか・・・

数年前の記事を再掲させていただきます。

合掌。

（弊ブログ再掲）

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１３年前の今日（１９９９年６月２４日）、村下孝蔵さんは亡くなった。

６月２０日、駒込のスタジオでリハーサル中に突然体調不良を訴えた。スタッフ付添のもと自力で訪れた病院で高血圧性脳内出血と診断された直後に昏睡状態に陥り、４日後に死去。46歳だった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8B%E5%AD%9D%E8%94%B5

村下孝蔵さんは一見ふつうのおじさんのように見えますが実は天才音楽家。
作詞作曲すべてをこなし透明感のある美しい声。元祖シンガーソングライターだからね。
ギターの腕も天才レベル。彼の正確な音程はピアノの調律士の仕事をしていたことから来ているのだろうか。

どことなくグッチ祐三さんに似ている（失礼！）。

１９５３年２月２８日熊本県水俣市で映画館を営む夫婦の第三子として生まれる。小学校時代からロカビリーに夢中になり、この年代の子供たちの多くのようにエレクトリック・ギターの音に興味を抱くようになる。寺内タケシとブルージーンズを好んで聴いていたが、やがて「こっちのほうがすごい」とベンチャーズに夢中になった。

ベンチャーズの「十番街の殺人」。なつかしい！（遠い目）。

●10番街の殺人 Slaughter on 10th Avenue '65 【Resize-HQ】　The Ventures
https://www.youtube.com/watch?v=QGdxrjQU5-o

ということで、今日は陰謀論はお休みにして（夜またアップするかもしれんが）、村下さんの歌を聴きながら故人を偲びたい気分。

まず名曲中の名曲「初恋」のライブ。

●村下孝蔵　初恋
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=GFjLUJUL9xY

最近はこういった素朴で心の襞に沁み入るようないい曲をつくる人が少なくなったなぁ。

●村下孝蔵　初恋
https://www.youtube.com/watch?v=q84n2VeVa2U

初恋
作詞/作曲　村下孝蔵
五月雨は緑色　悲しくさせたよ一人の午後は
恋をして淋しくて　届かぬ思いを暖めていた
好きだよと言えず初恋は　振り子細工の心
放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも　君を探してた
浅い夢だから　胸を離れない
夕映えはあんず色　帰り道一人口笛を吹いて
名前さえ呼べなくて　とらわれた心見つめていたよ
好きだよと言えずに初恋は　振り子細工の心
風に舞った花びらが　水面を乱すように
愛という字を書いてみては　ふるえていたあの頃
浅い夢だから　胸を離れない
放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕はいつでも　君を探してた
浅い夢だから　胸を離れない
胸を離れない　胸を離れない