茂木健一郎「小保方晴子さんの記者会見を受けて」(2014年4月9日)

サイエンスの最先端を探索活動し続けている茂木健一郎の4月9日の小保方会見についてのコメント。(ミラノから)


小保方晴子さんの記者会見を受けて(2014年4月9日)
https://www.youtube.com/watch?v=xnkchTC-11A



●「小保方さんのご本人のなかではSTAP細胞は存在し、そして彼女の再現実験は成功しているという認識であることはよくわかりました」

●「過去の科学の研究の歴史を見ますと。一番鍵になるのは、ある現象が他の人によって独立に再現できるかどうかと。この1点だけなんですね」

●「となるとですね、これ以上、小保方さんご本人のことを追及したり報じたりすることは意味が無いと感じるんですね」「小保方さん個人の問題について、おもしろおかしい報道だとかそういうことは、僕は意味が無いと感じました」

●「個人的な資質に関する報道、これは、もちろん小保方さんご自身が非常に興味深い魅力だっていうことで、世間の関心がそこに行くことは人間の心理としてわからなくてはない」

●しかし、「それは科学としては本質的な問題ではない」


4月9日時点では、まあ、妥当な見解だと思います。しかし、もうちょっと掘り下げた見解を期待していたのだが・・・