[風雲急メモ][本]小室直樹復活

橋爪大三朗さん(東京工業大学教授)が小室直樹を熱く語っていてちょっとウルッときました。大昔、小室直樹のファンだったことを思い出した。その頃は小室直樹氏の本はほとんど買って読んでいました。いまも大切に保存しています。もう一度読み直そう。

そうです、いまこそ小室直樹の本を精読する時代です。

狭い学問分野や専攻にとらわれることなく、数学、物理学、経済学、政治学そして社会学という広大な学問領域を横断的に研究し、その成果を多数公表し、さらに弟子たちを無償で育てて彗星のごとく逝った在野の天才、小室直樹



ちなみにジャーナリズムの世界で小室直樹のような横断的方法を現在只今実践しているのがリチャード・コシミズさんではないかと思います。

なにしろ、小室直樹先生は、以前テレビ番組に出演中に、田中角栄を擁護する発言がエスカレートして

田中角栄を陥れた検察を電信柱に逆さ磔(はりつけ)にしろ〜〜〜!!」

と叫んで、そのままテレビ局員に羽交い絞めにされて退場させられ、それ以後テレビには二度と出られなくなったというエピソードのある猛者学者です。つまり妥協を一切しない、寸止めしない学者。

既成の学閥に属さない本物の学者。ハチャメチャなところも好きでした。

なんだか既成のジャーナリズムの枠をはみ出して裏権力の悪業を一切妥協することなく追及し続けるリチャード・コシミズさんに似てますね。


●宮崎 哲弥&橋爪 大三郎 - 在野の天才 小室直樹とは?
https://www.youtube.com/watch?v=cmFwl5sh0uM