人工地震波形の復習

「ニュースの真相」さんの記事に北朝鮮人工地震波形の解説がありました。わかりやすい。
http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20130213/1360686934


今回の北朝鮮核実験報道によって、はからずも人工地震が世の中に存在することを表側メディアが明らかにしてしまった。オウンゴールですな。


今回の北朝鮮における人工地震の波形と自然地震の波形の比較は以下↓

上の波形は、気象庁が観測した北朝鮮の核実験に伴うとみられる地震波形。下は2002年(平成14年)に北朝鮮で発生した自然地震の波形(気象庁提供)。


核実験による地震波形は、P波がほとんど観測されず、いきなり強いスパイクのS波がくる。



以下の波形は、インドの核実験波形(上)と自然地震波形(下)の比較。



一方、3.11における地震波形は以下↓

これもP波が無く、いきなり強烈なスパイクが団子のようにつながっている。(複数の爆発を組み合わせていると思われる。これは自然地震を偽装するために昔から核実験国家がよく行っていた技法。)




上↑の波形は、3.11のときの震央距離121kmの牡鹿観測点の地震波形(防災科学研究所)。

前の311波形と波形が違うように見えるのは、横軸の時間軸の幅や震央と観測地点の距離によっても記録される波形が異なるから。