ミッシェル・ペトルチアーニ(Michel Petrucciani)発見

連休最後の日曜日の夜は静かにジャズピアノでも。

10月の小学校同窓会で会ったN君に教えてもらったピアノ演奏家

ミッシェル・ペトルチアーニ。

Youtubeで探して聴いてみた。

N君が言うように最高にいい。たしかにビル・エヴァンスの香りがする。

最高にいいなんて、そんな言葉では足りない。どう表現すべきか、称賛する語彙が見あたらない。ただじっと聴いていたい。

身体的な障害、あるいは生い立ちや国籍や氏素性なんて、その人間の本質には関係ない。音楽や技術のが求める世界には関係ないのだとあらためて思わされる。

ミッシェル・ペトルチアーニは、フランスのオランジュでイタリア系フランス人の家庭に生まれた。遺伝的原因から、生まれつき骨形成不全症という障害を背負っていた。この障害のため、彼の身長は成長期になっても1メートルほどにしか伸びず、骨はもろく、またしばしば肺疾患に苦しめられた。同年代の少年が熱中するようなスポーツに加わることはできず、ペトルチアーニの関心はもっぱら音楽に向けられるようになった。ペトルチアーニは特にデューク・エリントンの音楽を好み、ピアニストになりたいと願うようになった。そこでクラシック・ピアノを習い始め、何年も練習を続けたが、その一方でジャズから心が離れることはなかった。
ペトルチアーニは13歳で最初のコンサートを迎え、18歳の時に初めてトリオを組んだ。彼の骨は非常にもろかったので、演奏席までは他人に運んでもらわねばならなかった。またペダルに足が届かないためペダル踏み機を使わねばならなかったが、腕は標準的なサイズであったことで、鍵盤を弾くことができたのである。その天才的な演奏ぶりは広く注目を集めた。(Wikipediaより)



1962年12月28日に身体的障害をかかえてこの世に生を受け、1999年1月6日ツアー先のニューヨークで急性肺炎のため帰らぬ人となった。

36歳の誕生日から10日足らずだった。(モーツァルトも同じくらい(35歳)で亡くなっている)



Michel Petrucciani - Round midnight
https://www.youtube.com/watch?v=lUxQLU_eqfU&feature=related



特に彼の「HOME」が気に入ったのでいくつか演奏バージョンを載せておきたい。

Michel Petrucciani Trio
https://www.youtube.com/watch?v=LffH5f7puqs


Michel Petrucciani - Home ( So What )
https://www.youtube.com/watch?v=qjktVbbaqKY



Michel Petrucciani- Home
https://www.youtube.com/watch?v=WEGn7-PTCHc


Michel Petrucciani - Home (Solo)
https://www.youtube.com/watch?v=X5dv-spG6hM

●Home / Michel Petrucciani
https://www.youtube.com/watch?v=JbooFyc6Cc8